日本の童謡―誕生から九〇年の歩み

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  • サイズ A5判/ページ数 402p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582219708
  • NDC分類 911.58
  • Cコード C3073

内容説明

童謡の前史、地方史、理論史、そして海外作品の受容史をも視野に入れ、日本の童謡が歩んできた紆余曲折の道のりを一望のもとに捉えた労作。

目次

童謡とは何か
童謡の誕生まで―童謡前史
童謡の誕生と興隆
童謡の発展と広がり
プロレタリア童謡
同人誌の隆盛―童謡の文芸性志向
童謡立体化運動と同人誌
レコード童謡の流行―童謡の大衆化
マス・メディアにのって
幼児童謡の誕生と展開
「子どもの歌声」運動
詩人グループの活動―木曜会、らてれの会など
童謡の新しい波
九〇年の歩みを振り返って

著者等紹介

畑中圭一[ハタナカケイイチ]
1932(昭和7)年、北海道岩見沢市生まれ。京都大学文学部文学科卒業。童謡の創作と研究に携わり、大阪国際児童文学館総括専門員、名古屋明徳短期大学教授などを務めた。1981年、詩集『大阪弁のうた二人集ほんまにほんま』(島田陽子と共著)で第一一回日本童謡賞を受賞。1991年、『童謡論の系譜』で日本児童文学学会奨励賞を受賞。ひきつづき『文芸としての童謡―童謡の歩みを考える』『わらべ唄の詩学』『街角の子ども文化』などの著作を刊行するとともに、大正期・昭和前期の童謡同人誌の細目・解題を発行するなど、童謡史についての調査・研究をつづけてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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