出版社内容情報
クラスメイトの生田玲央、唐沢陸、野島まひるが主人公。章ごとに3人の視点で作品を描く。生田玲央は父と2人で暮らし、食事はいつもスーパーの弁当。唐沢陸は父とフィリピン人の継母の3人で暮らし、継母は孤独に悩んでいる。野島まひるは母と妹と介護が必要な祖母の3人で暮らし、まさにヤングケアラーで学校も休み気味。3人は子ども食堂を営むオニばあと出会い、子ども食堂に居場所を見つける。現代の子どもたちが抱える家庭環境の問題を知るきっかけになる作品。
【目次】
内容説明
「子ども食堂」っていう名前、聞いたことはあるんだけど、いったいどういう場所なんだろう。だれでも行っていいのかな?それとも、決まりがあるのかな?玲央と陸とまひるは、それぞれ違うきっかけで「ひだまり子ども食堂」に行くことになった。
著者等紹介
白矢三恵[シラヤミエ]
神戸市に生まれる。第31回福島正実記念SF童話大賞受賞。受賞作を改題し『流れ星☆ぼくらの願いがかなうとき』(岩崎書店)を刊行。日本児童文学者協会会員
いつか[イツカ]
イラストレーター。書籍挿画、挿絵、漫画、キャラクターデザイン、広告、パッケージイラストなど多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



