思春期リプロダクティブヘルス(ARH)プロジェクトを経験して

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思春期リプロダクティブヘルス(ARH)プロジェクトを経験して

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344910737
  • NDC分類 498.7
  • Cコード C0030

内容説明

国際保健協力と地域医療の未来を考える―ニカラグアでの10代を対象としたリプロダクティブヘルス向上のため、日本人と現地の保健医療関係者、地域の人々とが協働で展開した貴重なJICA/ジョイセフのプロジェクト報告。思春期女性の望まない妊娠・予期しない妊娠、HIV/AIDSの予防、思春期の若者が主体的に自らの健康のために行動することを目指し、そのための環境づくりに取り組んだニカラグアでの思春期リプロダクティブヘルス(ARH)プロジェクトの活動報告から、ひいては地域医療のあり方を考える。

目次

第1章 世界とニカラグア国の思春期若者が直面する課題
第2章 JICA/ジョイセフによるARHの技術協力プロジェクトが立ち上がるまで
第3章 SakuRAプロジェクトを展開するチームと日本人の役割
第4章 SakuRAプロジェクト 活動報告編(ARHカウンセリング技術の実践;ユースフレンドリーサービス(YFS)環境改善
ARH分野のファシリテーターおよびその支援者・助言者の役割
思春期クラブの自主的な運営
思春期プロモーターのピア活動(IEC)
若者と地域の大人の協働によるARHプロモーション活動
ARH分野のための統計・報告
ARH分野の研修および活動のための計画・モニタリング・スーパービジョン・評価の実施能力強化)
第5章 SakuRAプロジェクトの終了 これからも続くARH活動の一里塚 その後

著者等紹介

高木史江[タカギフミエ]
富山県出身。金沢大学医学部卒。天理よろづ相談所病院、自治医科大学地域医療学教室、東京大学大学院医学系研究科国際地域保健学教室などに勤務。1998年、ニカラグアのハリケーン災害支援のため、JICA国際緊急援助隊医療チームに参加。2001~2009年、同国にてJICAの地域保健強化プロジェクトに従事した後、日本の地域医療の現場にもどる。2011年の東日本大震災の診療支援を経て、現在に至る。一関市国民健康保険藤沢病院診療部内科長、暮らしのケアサポートセンター所長、日本国際保健医療学会役員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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