文研ステップノベル<br> この手はいつか

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文研ステップノベル
この手はいつか

  • 中山 聖子【作】/保光 敏将【絵】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 文研出版(2025/02発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784580826694
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

心の中で一気に燃え上がった炎を抑えることができず、クラスメイトを殴ってしまった真潮。担任の先生は真潮の母に、その原因が愛情不足にあると諭した。
1学期の終業式の日、夜まで仕事で帰らない母を待つ真潮は熱中症になってしまう。目覚めた病院には、母ではなく、長年会っていなかった祖父の姿があった。
「母は仕事の研修で大阪にいる。そのうち帰ってくる」。祖父の言葉を嘘だろうと思いつつも、従うしかない真潮は、萩焼の窯元である山口県萩市の祖父の家で夏休みを過ごすことになって―。

内容説明

ぼくのこの手は、友だちをなぐった。ぼくのこの手は、椅子をふり上げた。ぼくは将来、ちゃんとした大人になれないのだろうか。朝日小学生新聞連載作品。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪丸 風人

16
萩を訪れた少年のひと夏の成長。口下手で時おり感情を爆発させてしまう少年が、突如、祖父の元で暮らすことになり、別世界のような日々のなかで刺激を受けていきます。つらいことが重なる序盤、そして寂しさ募る中盤、なかなかにヘビーですね。しかし出会い、行楽、人助け、萩焼など驚きの体験の連続もあって、終盤のクライマックスにいたるまでハートを掴まれっ放しでした。全く違う個性との触れ合いには、やはり気づきが溢れていますね。不器用だけど心優しい祖父と少年が心を通わせるさまも素晴らしかったですよ。(対象年齢は11歳以上かな?)2025/06/05

こめつぶ

6
怒りをコントロール出来ずに暴れてしまいクラスで浮いてしまった小5の真潮が主人公。終業式の日、母親を待つ家の中で熱中症を起こし病院に運ばれますが、目が覚めると傍には何年も会っていない祖父がいます。そのまま母親と離れ祖父の家で夏休みを過ごし、心を取り戻し成長していく物語です。真潮のクラスメートがとても嫌な感じがして、真潮だけを責められない気持ちになります。『大切にしろ。その手、つまらんことに使うなよ。』おじいちゃんの愛情深さに涙が出そうになりました。そしておじいちゃんのパワフルさにも救われます。2025/04/17

菱沼

4
実家には萩焼の抹茶茶碗があった。淡い桃色にざらりとした肌、白い釉薬が垂れかかっていて、好きな茶碗だった。あれはどうしただろう。祖母の嫁入り道具の一つだったからかなり古いものだ。良い物語だった。少女希沙の、初対面に過ぎない同年代の少年への関わりのハードルの低さがちょっと不自然に感じるけれど、これもまあ物語ゆえか。主人公には、大人たちはもっときちんと自分の事情を説明すべきだったと思う。大人は「子どもは心配しなくていい」と言って子どもに余計な心配をかける。そんな形で子どもに甘えるのはやめにしないと、と思う。2025/05/03

ぷく

3
まず表紙の壺を叩き割るような姿の版画にびっくりする。「べんり屋、寺岡」の作者なので読んでみる。 読み進めていくと物語の中の象徴的なシーンであることが分かるけど、子どもがこの表紙を見て「読みたい」と思うかは難しい。 主人公の自分の意見が言えず、すぐカッとなってしまう性格が好きになれず、あまり共感はできない。もう5年生なのだから母親も祖父ももっとちゃんと話し合ったり気持ちを聞いて欲しい。そんな態度では良くないよと何度も思ってしまった。2025/06/15

風池

2
再生物語。おばさんにはじんとくるが、これを高学年に読んでもらうにはどうしたらいいのかなー2025/05/27

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