出版社内容情報
「ごん狐」
イタズラばかりしている小ぎつね・ごん。 ある日、兵十が川で魚を捕っているのを見つけ、イタズラ心から 彼が捕った魚やウナギを逃がしてしまう。 それから十日ほど後、兵十の母は亡くなった。 ごんはウナギを逃がした後悔と独りぼっちになった兵中を見てから、鰯、栗や松茸などを兵十の家に届け続けるが、しかし……。
「手袋を買いに」
きつねの母と子の住んでいる森に冬がやってきました。 母ぎつねは冷たくなった子ぎつねの手にあう毛糸の手袋を買ってやろうと思います。 でも昔、町へ出かけたときの怖い出来事を思い出して足が進まなくなった母ぎつねは、しかたなく、子ぎつねの手をあたためて、ひとりで町へ行かすことに……。
内容説明
文豪×絵師、エモい絵本!「ごん狐」「手袋を買いに」を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コウママ
5
どちらも小学生のとき国語の教科書に載ってた話。なつかしい。てぶくろを〜は絵がお手手だけなのがかえってほっこりする。ごんはまさかのヤング兵十!思い切った絵にしたな〜。2025/03/20
たくさん
1
狐が擬人化されてとてもかわいい。文章とイラストが一体化しているセンスもかっこいい。ただ、アップのイラストが多く遠めのイラストとで、近すぎるのと遠すぎるのでちょうどいいサイズの挿絵が私的には感じられなかったのでもっと絵も楽しんでうっとりしたかったなという感じがしました。文章の量としてはとても少ないので読みやすいと思います。 2023/11/20