内容説明
ひろいだんちのなかのちいさなこうえんにあるひ、でんしゃがはこばれてきました。「すごーい!」「うわっ、でんしゃだ!」こどもたちは、びっくり。でんしゃのなかをのぞいてみると、たくさんのえほんがならんでいました。
著者等紹介
深山さくら[ミヤマサクラ]
山形県生まれ。絵本と童話の作家。山形に「ものがたり工房」を構え、東京との2拠点で活動中。『かえるのじいさまとあめんぼおはな』(教育画劇)で第19回ひろすけ童話賞受賞
はせがわかこ[ハセガワカコ]
東京都生まれ。絵本の創作や児童書の挿絵を手がける。引退したアイメイト(盲導犬)の飼育奉仕者としてラブラドール・レトリバーと暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
59
実際東京にあるそうなのでいつか行ってみたい。2021/07/10
mug
49
東村山市に実在する電車図書館。 行ってみたいなぁ♡ この絵本では、 車内の補修、車体のペンキ塗り、本の整理·修繕、貸出手続きまで 地域の人たちがボランティアで行っている様子が描かれている。 👧「お母さん、本のやつやりたいでしょ。笑」 娘、まさかの感想😂 本を触っているだけで幸せになっちゃう 母のことをよくわかってらっしゃる😳2021/11/10
よこたん
45
“きょうも、でんしゃとしょかんは こどもたちで いっぱい。にこにこえがおが あふれています。” 電車好きも、本好きも、みんな満足。古くなった車両の新しいお仕事も、やっぱり笑顔を運ぶんだね。東京の東村山市にモデルとなった図書館があるそう。あちこち傷んできても、協力の輪が広がってみんなでお手入れ。桜の時期には年に一度のとしょかんまつり。チョコバナナやスーパーボールすくい、楽しそうでいいなあ。車内のシートに腰かけて、どんな絵本を楽しもうか。子どもも大人も、笑顔がとても印象的なやわらかい色彩の絵本だった。2021/11/25
くぅ
38
桜の背景に乗り物に図書館と息子の好きな組み合わせだから借りてみましたがとっても素敵。東村山市にあるくめがわ電車図書館がモデルの絵本。西武鉄道の古くなり走れなくなった車両を利用し、絵本や児童書を中心に5000冊が並べられているそうです。皆が気持ちよく利用するために多くの善意で成り立っていますね。まさに憩いの場。絵本のストーリーも楽しんでいましたが、最後のリアル写真に一番心を掴まれた模様。(3歳11ヶ月)2021/04/22
anne@灯れ松明の火
27
新着棚で。図書館、電車、興味あるものがまとまっていて、大喜びで借りてきた。東京都東村山市にある電車図書館がモデルだそうだ。本当にあるのだと思うと、ますますワクワクする。走れなくなった電車の第二の人生は、子どもたちがあふれる図書館。地元のボランティアさんたちの協力で、綺麗にされ、運営されているようだ。いつまでも続いてほしい。はせがわかこさんの絵が柔らかく、優しい。表紙や祭りの場面は桜の木なので、春に読むのがいいかなあ。2021/05/17