著者等紹介
かねまつすみれ[カネマツスミレ]
長野県生まれ。日本児童文学者協会会員。信州児童文学会会員。自然豊かな環境で育ち、今も園芸を楽しんでいる。第7回絵本テキスト大賞を受賞し、『かぶきやパン』(絵:長野ヒデ子/童心社)で絵本デビュー。東京都在住
青山友美[アオヤマトモミ]
画家。兵庫県神戸市生まれ。大阪デザイナー専門学校卒業後、四日市メリーゴーランド主催の絵本塾で学ぶ。兵庫県神戸市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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MI
65
タイトルとこのニャンコの表情が愛らしくて手に取った絵本。あじのひらきをおじさんが天日干しに干してます。あのあじ美味しそうだなとにゃんこ。あじが食べたすぎて、いろんなものがあじに見えてくる。あじが落ちてる!?いや違った、サンダルだと。ぐるぐる目がまわってきて、最後は幸運が。とても楽しい、にゃんこの1日。2024/08/13
紫綺
64
アジのひらきが食べたいがために、あんなものやこんなものまでアジのひらきに見えてしまうねこちゃん。終いには、あんなものやこんなものまでひらきにしてしまう豊か過ぎる想像力。おかげで「棚からぼたもち」ならぬ「棚からアジのひらき」と運がいい♪2022/01/16
よこたん
43
“あっ、あんなところに アジのひらきが!” アジのひらきを食べたくてたまらなくて、見間違いと妄想が暴走するねこちゃん。ペロッとした形のものが何でもかんでもアジのひらきに見えてしまう。食べ残しのブドウのふさすら、魚の骨に見えるとは。空腹ってものすごく想像の翼が広がるんだなあ。夢は大きくマグロ、サメを超えて○○○のひらきって(笑) 念願かなってアジのひらきを噛みしめる姿と表情に、好物を食べてる時の自分の姿が重なるようで、なんだか気恥ずかしい。見返し部分のアジのひらき達がとても可愛い。この柄の手ぬぐい欲しいな。2021/02/07
FOTD
17
表紙の絵が、本当に「アジのひらきが食べたい!」って言ってるようだ。表情がたまらない。 干物屋のアジのひらきを狙っていたネコは、そのアジのひらきを しましまネコに横取りされてしまう。それ以来、どうしてもアジのひらきが食べたくてしかたがない、という話。どうなることやら、と楽しく読んだ。 見返しの絵が素晴らしい。この絵をそのままブックカバーや手拭いにしてもいいだろうなぁ。2025/05/20
喪中の雨巫女。
16
《図書館-食育》私も、読んでいて鯵の開き食べたくなりました。大根おろしをたっぷりで、焼きたて食べたい。2023/08/03