内容説明
いよいよ、夏休みの始まり!あたし、アンバー・ブラウンは、パメラおばさんと初めての海外旅行にでかける。アメリカから本物の飛行機で、ビューンとロンドンとパリに。ところが、ロンドンについたとたん…「チキン・ポックス」におそわれちゃった。えっ、「チキン・ポックス」って、なにって?みずぼうそうのことだよ!さて、わたし、アンバー・ブラウンは、パリに行けたのでしょうか。小学中級から。
著者等紹介
ダンジガー,ポーラ[ダンジガー,ポーラ] [Danziger,Paula]
1944年アメリカ、ワシントンDC生まれ。中学教師などを経て作家になる。1974年のデビュー以降30冊以上の作品を書いている。2004年に心臓発作で亡くなった
若林千鶴[ワカバヤシチズル]
1954年大阪市生まれ。大阪教育大学大学院修了。公立中学校で、国語科と図書館を担当。集団読書や「楽しく読んで考える読書」を中心に指導と実践した
むかいながまさ[ムカイナガマサ]
1941年、鎌倉市に生まれる。上智大学卒業後、出版社勤務を経て画家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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shoko.m
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いよいよ夏休みが始まり、アンバー・ブラウンは、パメラおばさんと海外旅行に出かける。アメリカからロンドン、そしてパリへというはずが、アンバーはまさかの水ぼうそうにかかってしまい……。ママはアンバーがパパと住みたがるのではないかと不安を感じ、パリで仕事をしているパパは、アンバーの病気をママが自分と会わせないための嘘かもしれないと疑う。アンバー流のユーモラスな表現が随所にちりばめられつつも、登場人物たちの繊細な心情も描かれうまくバランスがとられている。少しずつ成長していくアンバーのこれからが楽しみだ。2019/04/25