内容説明
せんちょうさんがしろいカーテンをさっとひいた。カーテンのむこうにせんちょうさんのおおきなかげがゆれている。「うわぁーい!」みんながさけんでかけよった。せんちょうさんのかげから、ふねのとしょかんがでてきた。「おはなしのはじまり、はじまりー」みんながこえをあわせていった。
著者等紹介
いしいつとむ[イシイツトム]
1962年、千葉県香取市に生まれる。絵本作品に『はなねこちゃん』『あかりちゃんえほん』(小峰書店)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
annzuhime
36
図書館本。お兄ちゃんと一緒にふねの図書館でお出かけ。本に囲まれての船旅。読書家にとって夢のような空間だね。突然の雨でも、うまく楽しみに変える船長さんがステキ。最後におんぶされるねずみの弟を見て、3歳の三女がニコニコしていました。2022/12/07
chiaki
34
母さんねずみが作ってくれたお弁当をリュックに詰めて、初めてのクルージング!船の図書館へ。本好きが集まる船の図書館、船内はまるで本の森!途中悪天候に見舞われたときは、本の水濡れを心配しハラハラ。波の音やカモメの声を聞きながら、揺れる船に身を任せて、時間を気にすることなく、私も本を読みたいな〰️。ぼんやり夢を見ているような淡くやわらかいタッチの絵も、とても素敵。2019/11/17
たーちゃん
28
こんな図書館があったら楽しそうだねと話すと、息子は「行ってみたいね」と言っていました。本に囲まれていると幸せですよね。2021/06/22
くぅ
24
船じゃなくてもこういう空間には憧れちゃう。息子は影絵にも興味津々。小さな島の正体にもびっくりでした。(4歳3ヶ月)2021/08/31
ももたろう
22
ゆったりとした川の流れに乗って移動する船の図書館。車の移動図書館は見たことがあるが(利用した事はまだ無い)こんな遊び心のある図書館が実在したら子どもは喜ぶだろうなぁ。お母さんが作ってくれたお弁当を背負って船に乗り込むネズミの兄弟。ほんの一時 親元を離れる緊張感と初めての体験にワクワクする気持ち。こうやって少しずつ大人になっていくのかな。2020/11/02
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