内容説明
美砂は、老舗うなぎ屋に下宿して中学校へ通っている。美砂が慕う若女将の明子は二十七歳の若さで突然亡くなってしまう。明子はドレッサーに口紅で『あいたい』と謎の伝言を残していた。大きな悲しみで美砂は声がでなくなってしまうが、伝言の謎を解くために、生前の明子にかかわった人たちに話を聞いてまわる。はたして『あいたい』はどんな意味をもつのか?感動の結末が待っている。
著者等紹介
光丘真理[ミツオカマリ]
1957年宮城県に生まれる。児童文芸家協会所属。読み語りボランティアで活躍中
武田綾子[タケダアヤコ]
1973年山梨県に生まれる。イラストレーターグループ「ほっぷ」で岡信子氏に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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