内容説明
いやだ!あたしはここで、お父さんとイザベルとお母さんのちがう、半分だけの弟と暮らすのはいやだ。サマースクールへ行かされるのもいやだ。都会で暮らすのもいやだ。大好きなおばあちゃんが死んじゃったのもいやだ!だから、あたしは自分の部屋にとじこもって、もうなんにもしないことにする。遊ぶことも楽しむことも。あたしを元気づけてくれるのは、おばあちゃんがくれた小鳥「サクランボちゃん」だけ…。小学中級から。
著者等紹介
クーテュール,アメリー[クーテュール,アメリー][Couture,Am´elie]
広告の企画を立てる仕事をしている。『あたしが部屋から出ないわけ』は初めて書いた作品。その後、学校で読み聞かせなどの読書指導も行っている
末松氷海子[スエマツヒミコ]
兵庫県に生まれる。早稲田大学政経学部新聞学科卒業後、フランスのリール市カトリツク大学新聞学部に留学。長年フランスの子どもの本の研究・翻訳に取り組み、児童文学の講師もつとめる
小泉るみ子[コイズミルミコ]
北海道に生まれる。早稲田大学文学部卒業。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。