感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
109
妖精に両頬をキスされた。…おじいちゃんは笛吹き。夕方になると、山の向こうにまで響きわたる。最近、山びこは返ってこない。自らの衰えに気づかされ苦悩する。寄り添うおじいちゃんのお母さん。周りの子どもたち、山びこの小人、そして妖精。それぞれの立場によって考え方は異なる。読者は必ずしもおじいちゃんの立場にならないかもしれない。私はお母さんの立場でした。…愉快な絵本でありながら、命とは、思いやりとは、自己とは、深く考えさせられます。そんなに美しく完璧な人はいない。…山の向こうからおじいさんの笛が聴こえてきそうです。2021/06/14
山芋
2
なんとも言えないストックトンの世界。年をとった笛吹じいさん。笛の音が出なくなったが気付かない。じいさんには、母親がいて、母親には、じいさんは息子のじいさん。こんな調子で、なんかおかしい話2019/11/18
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