内容説明
わたしが好きなほうにかいたのは「ジスランさんと胚芽入りクッキー」。きらいなほうには「サミュエル兄ちゃんとプール」。わたしがなにをかいたか、ファビアンには教えてない。ファビアンは、ジスランさんもお兄ちゃんも、胚芽入りクッキーも知らないんだから。とにかく題だけはかいたけど、ぜったい作文はかかないつもり。だってもしかけば、お兄ちゃんがうそつきだってことをかかなきゃならないもの。小学中級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あび
2
小学生の頃に課題図書として読んだ。いつも胚芽入りクッキーをくれるお爺さんと少女の話だった事くらいしか覚えていない。ただ、妙に女の子が大人びているというかセクシーな感じだった。2015/09/04
ろばこ
2
毎日、帰りの遅くなったお兄ちゃんが帰ってくるまで、近くの80歳の老人ジスランさんの所へ通うポーリーン。臆病でプールが嫌いで、どこにでもいるような女の子が主人公。お兄ちゃんが大好きなんだね。地味だけど良作だと思う。2014/11/04
ねがい
1
戸惑いがすごく伝わる。この本、好きです。
Sanae Imamura
0
小五の夏休みの課題図書。胚芽クッキーにあこがれ。1997/01/01
さかす
0
フランスの児童文学…だそうで。ページ数的には全然問題ないんだけど、本当になかなか読み進められなくて時間がかかった。感性って一人一人違うんだなあと…。日本で日本人が読んでるから腑に落ちないのかもしれない2018/10/30