内容説明
気がついてみると私は、「おしゃれ」のことばかり考えて生きてきた。an・anと創刊以来歩いてきた三宅菊子の実感的おしゃれ論。
目次
ダッフルコート
ルイ・ヴィトン
田舎と都会
革命
黒と白
素顔
簡素
メークアップ
吸血鬼
パール
食卓
ひとり
エレガンス
意地悪
捨てる
恋文
ホテル
ホントの好みか
ドーブツ人間
反対の感情〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マカロニ マカロン
4
個人の感想です:B。『トリニティ』(窪美澄)に出てくる祖母、母、娘三代のもの書きの三代目の登紀子のモデルが本書の著者三宅菊子さん。『an・an』のフリーライターとして活躍し、「アンアン調」と言われる女性を主語にした文体を確立したと言われている。本書でも「気がついてみると私は、「おしゃれ」のことばかり考えて生きて来た。」という書き出しで『トリニティ』にも出てきたダッフルコートの話が書かれている。六本木とか、アンノン族が闊歩した京都や映画などのオシャレな感覚が満載のエッセイ集。2020/01/24
Oki
1
トリニティを読んで、これも読んでみた。 大昔、私もダッフルコートを持っていたなぁ。 2023/12/17