質的研究入門―「人間の科学」のための方法論

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  • サイズ A5判/ページ数 410p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784393499092
  • NDC分類 002
  • Cコード C0036

出版社内容情報

人文系諸学の調査,フィールドワークにおいて,量的にはとらえられない対象を扱う方法論として次第に確立されてきた“質的研究”の,現時点における最良の入門書。

内容説明

質的研究の決定版にして、最良の入門書。量的にはとらえられない人間の生の現実(リアリティ)を調査・研究するための方法論として、近年、ますます注目を浴びている「質的研究」。人文・社会諸科学だけでなく、医学・看護学の学生・研究者、フィールドワークに関心のある読者、ジャーナリスト、さらにはマーケティング分野の実務家も必携。日本語版独自の解説、文献案内、用語集を付す。

目次

質的研究とは何か―その意義、歴史、特徴
第1部 理論からテクストへ
第2部 研究デザイン
第3部 口頭データ
第4部 視覚データ
第5部 テクストから理論へ
第6部 新たな展開

著者等紹介

宮地尚子[ミヤジナオコ]
専門は文化精神医学、医療人類学。医師、医学博士。京都府立医科大学卒業。ハーバード大学医学部及び法学部客員研究員を経て、京都府立医科大学大学院修了。近畿大学医学部衛生学教室助教授を経て、現在一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SQT

1
原題『質的研究』。入門ではない。質的調査法について非常に細かく分類され、それをどう実践し、どう理論と接合していくかという点が詳しく(ただし極めて抽象的に)述べられる。リサーチプランを練る際には参考になると思う。質的調査法を概観どころじゃなく見渡せるので、どのように調査していくかの大きなヒントを得ることができる。ただ、特にその段階ではない場合(その段階の場合でさえも)通読する必要があるかは疑問。辞書として用いるのがベターか。2018/01/19

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