出版社内容情報
着心地の良さと作りやすさを兼ね備えた型紙で定評のあるTOWNによる、デイリーに活躍するコートの本。きれいなシルエットだからこそ映えるコート5型+万能ライナー1型を紹介。冬素材と春秋素材で提案。パターンサイズは7、9号対応の1と11、13号対応の2サイズ(一部ワンサイズ)。
[コートの種類]テーラードカラーコート、ノーカラーコート、トレンチコート、モッズコート、ポンチョ、ライナー
内容説明
コートの本をつくるなら、本格的で、いい感じのコートをつくってもらいたい。そう考えたTOWNのふたりは、定番コート本来の約束をできるだけ守りながら、少しずつ工夫を加えて、ホームソーイングでもつくりやすいパターンに落とし込みました。テーラードコートやトレンチコートなどの、定番のカタチを今のシルエットに。サイズ感をオーバー気味にして、重ね着を楽しんだり、せっかく自分でつくるのだから、大きなチェックのウールや、くたくたのリネンなど、今着たい気分の布地を自由に組み合わせてみる。そんな、ニュースタンダードなコートづくりを提案します。春素材のコートでも、ライナーを合体すれば秋冬用にもなる工夫も楽しんでみてください。
目次
ウールのビッグテーラードコート
リネンデニムのビッグテーラードコート
ウールのゆったりドルマンコート
リネンウールのゆったりドルマンコート
リネンのニュー・トレンチコート
コットンのゆったりモッズコート
圧縮ニットのあったかポンチョ
撥水ナイロンのレインポンチョ
キルティングライナーベスト
著者等紹介
木地谷良一[キチヤリョウイチ]
パタンナー。文化服装学院技術専攻課程卒業。1976年生れ。大手アパレルメーカーでレディースパタンナーとして約18年勤務。2015年に独立。現在、都内大手アパレルメーカーから居住地である神奈川県鎌倉市周辺のブランドまで幅広いパターンを手がけるとともに、「KICHIYA PATTERN」名義でオリジナルの親子服を不定期販売する作家活動も行なう。2016年、アパレルメーカー時代からの親友である渡部まみとともに縫い代つきカット済パターンのレーベル「TOWN」を開始
渡部まみ[ワタナベマミ]
デザイナー。東京モード学園卒業。1975年生れ。大手アパレルメーカーでニットデザイナーとして勤務。その後、服飾専門学校教員を経て、2007年神奈川県葉山町に移住。2008年にブランド「short finger」を設立。2021年に長野県松本市にアトリエを移し、全国でのオーダー受注会、店舗とのコラボレーション、ソーイング教室を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。