出版社内容情報
既刊に『西洋服装史』があるが、本書では特に動きが激しい20世紀を取り上げた。雑誌『装苑』『ハイファッション』などから写真180点(うち8割がカラー)を収録して解説。
内容説明
この本は、すでに編纂されている文化ファッション大系『西洋服装史』の19世紀後半以降を抽出し、より詳細にそして多くの図版を加えたものになっている。『西洋服装史』がこの学問を初めて学ぶ人たちのために書かれたものであるのに対し、より一層学び進めようという人たちのための内容になっている。
目次
第1章 19世紀後半のファッション(近代化とダンディズム;19世紀後半のヨーロッパ社会;19世紀後半のファッション産業と小売業 ほか)
第2章 20世紀前半のファッション(ベルエポック(1900~14年)
第一次世界大戦から(1914~20年代)
第二次世界大戦へ(1930年代~45年))
第3章 20世紀後半のファッション(戦後復興からアメリカ大量消費時代へ(1945~50年代)
若者主導の時代へ(1960年代)
ベトナム戦争の終焉、そして中東危機(1970年代) ほか)