出版社内容情報
維新史にはいろいろな転換点がある。攘夷一辺倒だったグループが開国派になってしまったり、佐幕派が倒幕派になったりする。その転換がなぜ、いかのもたらされたか、歴史のコンテクストを正しくつかむことが、ただしい維新史理解のかぎである.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』195頁、より)
内容説明
幕末・維新の固定概念を破る衝撃の歴史群像譜。黒船ショック・開国と井伊直弼、攘夷と吉田松陰、混沌のなかの模索―桂小五郎・西郷隆盛・坂本龍馬と一橋慶喜etc.最後の将軍徳川慶喜が敢然と挑戦した朝廷・幕府・藩の構図に迫る。
目次
第1章 開国
第2章 攘夷の群像
第3章 混沌のなかの模索
第4章 国家の構図
第5章 国家の造形