内容説明
本書は、世界的な政治経済状況の激変の中で各国の労使関係が当面している問題状況と課題を明らかにしたILOプロジェクトの報告書である。このプロジェクトはILOの専門家と世界の学者がチームを組んで3年余を費やしたものであり、報告書には労働組合や労使関係の世界的状況を知るうえでの極めて包括的な情報と分析が盛り込まれている。
目次
第1章 労働組合―当面の課題
第2章 変化を産み出そうと苦しむ労働組合
第3章 使用者団体
第4章 生産および労使関係の新しい特色
第5章 先進諸国における社会的対話の手段
第6章 将来への道標としての現在