文学の森<br> 100時間の夜

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文学の森
100時間の夜

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  • サイズ B6判/ページ数 368p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784577044902
  • NDC分類 K949
  • Cコード C8097

出版社内容情報

父親のスキャンダルからネット中傷を受けた14歳のエミリア。ひとり渡航したニューヨークで大停電の夜につないだ友情の絆を描く。

内容説明

私はニューヨークに住みたい。私は生きていたい―アムステルダムからニューヨークへひとり旅立つ、エミリア。直行便で八時間四十分、時差六時間のあこがれの街へ。エミリアは、そこで知りあいになったセスとアビーの兄妹、ジムの四人で、ハリケーン上陸のニューヨークで大停電の日々を過ごすことになった…。

著者等紹介

ウォルツ,アンナ[ウォルツ,アンナ] [Woltz,Anna]
1981年、ロンドンに生まれ、オランダのデン・ハーグで育つ。15歳で学校生活のコラムをフォルクスクラント紙に連載し、注目を集めた。ライデン大学で歴史学を学び、在学中の2002年、『わたしの犬を助けて!』(未邦訳)で児童文学作家としてデビュー。以後、意欲的に活動を続ける。2012年には『まだ飛べない』(未邦訳)で“テア・ベックマン賞”を受賞。2016年、『ギプス』(未邦訳)で“金の石筆賞”受賞。『100時間の夜』は、2015年にオランダのもっとも優れたYA作品に贈られる“ニンケ・ファン・ヒフトゥム賞”を、2016年にベルギーの“フランドル児童YA審査団賞”を受賞

野坂悦子[ノザカエツコ]
1959年、東京に生まれる。1985年より5年間ヨーロッパに住む。今はオランダ語と英語の子どもの本の翻訳を中心に活動している。2002年、『おじいちゃん わすれないよ』(金の星社)で産経児童出版文化賞大賞を受賞。日本国際児童図書評議会(JBBY)理事、紙芝居文化の会海外統括委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たけ

66
父親の起こしたスキャンダルをきっかけに、ひとりでオランダからニューヨークに向かった女の子が、100時間にわたって大停電を引き起こした台風の日々を過ごすという小説! まず一人でオランダから、ニューヨークにいったことに驚いた!!!もうすぐ僕も14歳になるけれど、一人で考えて、一人で行くなんて考えられない、でもそれほどの状況だったのだろう。考えさせられる!!!! 2021/02/17

はる

65
オランダからたった一人でニューヨークに家出した14歳の少女。偶然出会った3人の少年少女と意気投合しますが、ハリケーンに襲われ、大停電の日々を過ごすことに…。ネットやスマホが使えなくなって混乱する少女たちがいかにも今時の子供らしい。一方で特殊な状況に置かれて気分が高揚してしまう様子は「夜のピクニック」を思い出します。主人公の少女の繊細な気持ちが巧く描かれていてラストは爽やか。なんとなく親目線で読んでしまいました。2018/01/08

ぶんこ

51
父親が校長を勤める学校に通う14歳の時エミリア。同じ学校の17歳の少女に恋をした父のスキャンダルがネットに拡散して、追い詰められたエミリアは一人ニューヨークへ家出。予約したアパートは詐欺で、そこに住んでいた兄妹と知り合い、超大型ハリケーンで停電となった時間を一緒に過ごす。その間に、逃げるばかりだったエミリアが強くなっていきます。出会った4人の子どもの父が、揃って問題ありなのと、母が子どもの助けになっていないところも共通していて、この物語が子どものための本だというんが、読み終わって始めて納得できましふぁ。2018/01/23

seacalf

46
オランダからひとりで飛行機に乗ってニューヨークにやってきた家出少女エミリアは偶然出会った少年少女と共に史上最悪のハリケーン上陸の大停電の日々を過ごす。これだけでもかなり読ませる面白い展開なのだが、この物語の核心は潔癖症の14歳が体験した冒険譚ではない。個性的で魅力的な4人それぞれが抱えた家族問題を冴えた文章で浮かび上がらせてくれる。とりあけSNSに毒されたこの世界で必死に生き方を模索とするエミリアの姿は痛々しくも可憐だ。彼女のクールな物語を紡ぎだしてくれた作者に好印象。2017/11/24

テツ

33
オランダからはるばるニューヨークまで家出した少女エミリア。偶然出逢った3人の少年少女と一緒にハリケーンに襲われ大停電に見舞われた街で過ごすことに。プチサバイバル的な物語という大元にそれぞれが抱える家庭の問題が散りばめられて青春(期に抱える様々なモヤモヤ)小説としてとても楽しく読めました。SNSなどの現代社会に溶け込んだツールと自分の生き方を模索するこどもたちを同時に描くのはベタだけど上手いなあと。小難しいことを考えなくてもジュブナイルモノとして面白いのでオススメ。2018/01/08

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