出版社内容情報
１３７億年前のビッグバンから現在迄の歴史的な事項を、時の流れのようにデザイン的につなげてみせた、類書のない歴史絵本。
内容説明
ベルギーのイラストレーターが遊び心たっぷりのイラストで描く、おとなから子どもまで楽しめる歴史の入門書。１３７億年前のビッグバンから、現在までの地球の歴史が、タイムライン（一本の帯）ですっきりわかる、絵で見る世界の歴史！
著者等紹介
ゴーズ，ピーター［ゴーズ，ピーター］ ［Ｇｏｅｓ，Ｐｅｔｅｒ］
ベルギーの古都ヘント出身のイラストレーター。ヘントの王立美術アカデミー（ＫＡＳＫ）の、ヨーロッパ初のアニメーション学科で学び、卒業後は、劇場で照明技師やステージの責任者、技術監督などさまざまな仕事につく。その後、フリーランスのグラフィックデザイナー、写真家となって世界を飛び回り、さらにここ数年、コンピュータを使ったイラストレーションの仕事にめざめ、大作『ＴＩＭＥＬＩＮＥ』を制作。現在にいたる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
34
図書館本。「地球の歴史をめぐる旅へ！」というサブタイトルがついていますが、ヨーロッパの歴史がほとんどです。絵本に分類されているようですが、すごく大きくて重い本で、ページ数も多く、色合いも微妙。非常に大人っぽい作品です。センスが良くて、素敵な本でした。2017/06/27
たまきら
21
これは描くの楽しかったろうなあ！ビッグバン！から始まる地球史のタイムラインです。けれども紙面の多くは欧州の歴史。面白いけれど、できたら各国のを作るのがいいんじゃないのかなあ…と思いました。1枚になっても面白いだろうな！オタマさんが「魔女だ！」とか、「戦争！また戦争！」とか、ところどころでコメントするのも興味深かった。もう少しアジアへの視点が強かったら買ったかも。2017/06/12
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
137億年前のビッグバンから現在までの地球の歴史。見開き2ページを使ってテーマ毎にくくられてます。タイムラインでおえるので、図鑑的な感じ。ストーリー性が欲しいなぁと思いましたが、盛り込み過ぎになってしまいますね。2020/02/01
りょちみ
9
ようやくじっくり読めました。ベルギーのイラストレーターが作成した世界の歴史の本です。時代や土地を見開きで紹介しています。改めて全体の流れを把握したい時やお子様にもおすすめだと思います。不満としては、アジアの記述が少し足りないのではないかということと、ストーリーが欲しかったな、と。でも世界の出来事を追おうとすると無理があるからですかねぇ。絵が可愛らしいので絵だけでも楽しめます。2019/02/03
kumokumot
4
ビッグバンから現在までを描いた超特大絵本。全体的に色合いが暗いなと思ったけれど、人間が登場して以来争いばかりなことを思うと当然な気もした。それにしても人類は本当に地球に登場して間もない。まともな歴史資料はせいぜい数千年レベルでしか残っていないけれど、1万年後の人類はどうなっているだろうか。いつか地球を支配する次の種族の絵本に「人類:爆発的に繁栄したが、みずからの技術でわずか500万年以下で滅びた儚い種」なんて描かれることもあったりして。そこまで空想するともはやSFの領域か。2020/09/20
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