内容説明
少女アニアの運命がふたたび動きだす…わたしはいったい…何者?絶望という闇に光をあたえたひとりの少女、アニア。そして、封が解かれた国にふたたびせまりくる闇。異国へわたるアニアを待ち受ける運命とは…。
著者等紹介
佐藤まどか[サトウマドカ]
1964年生まれ。ミラノのDomus Academyの奨学金を得てイタリアに渡る。1988年に同校デザイン科を卒業後ミラノにプロダクトデザインスタジオを設立。また専門誌のライターを長年務めた後、児童文学を書きはじめる。2006年第22回ニッサン童話と絵本のグランプリの童話大賞を受賞した『水色の足ひれ』(BL出版)でデビュー。現在はトスカーナ地方で夫や娘と三人暮らし。日本児童文学者協会会員。季節風同人
丹地陽子[タンジヨウコ]
東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。書籍装画を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花宴
12
シリーズ第2弾。完全鎖国状態だったエテルリアを出て、西端国に留学することになったアニア。思いも寄らない出会いがあり、今後どういう展開になるのかなあ。何だか二国間の政治に巻き込まれそう。マジックアウトを終わらせることができても、もはや以前のように才術を隠すことも鎖国もできないでしょうね。どうする?2019/04/21
しろくじら
5
開国するということは、他国との関係も国内も大きく変化しますよね。自分たちばかりが幸せでいいのかと悩むアニアたちがどういう答えを出すのか、最終巻楽しみです。2014/04/04
ふうむ
5
妹がでてくるとは、予想できなかった。そして気になるところで次巻へ…楽しみです。で、三巻が発売されていることに、今気づいた。2013/07/10
レイモンド
4
「きゃあ、面白かった~! 早く続きが読みた~い」と言っていた第1巻から、なんと1ヶ月以上も経ってしまいました(^_^.) 魔法が消えてしまったエテルリアを出て、隣国オヴェーリアへ留学に行くアニアとピュリス。そこで見かけた、アニアにそっくりの女の子の正体は? オヴェーリアのショイ長官の狙いは? 2巻での見どころは、アニアとピュリスの長いキスと抱擁でしょうか(笑)。えっ、あんたたち、いつの間に?!2013/10/30
ミィ
4
表紙の短髪の子、アニアに似てると思ったんだけど、やっぱり気のせいじゃなかった。なんとなく、マジックアウトは直らないんじゃないかと思ってたけど、思わぬ光明が。でも、元通りだけではもうダメなんだよね。ショイの企みにはハラハラする。そしてエテルリアには更なる波乱が……。2013/05/25