内容説明
コーラ・リー・メリウェザーは、この国いちばんのケーキやさんでした。ところがいまでは、売りに出された自分のお店に、ゆうれいとなって出ることしかできません。新しいケーキやさんがやってきても、つぎからつぎへとおいだしてしまうのでした。そんなとき、アニー・ワシントンがあらわれて…。さあ、コーラ・リーとアニーの、おいしいケーキ対決のゆくえは?!最後に、ゆうれいもよろこぶケーキの作り方がのっています。
著者等紹介
オグバン,ジャクリーン・K.[オグバン,ジャクリーンK.][Ogburn,Jacqueline K.]
タバコ会社、出版社、官公庁、大学図書館などに勤めた後、子どもの本を書くようになる。夫と2人の娘と共にアメリカのノースカロライナ州に住んでいる
プライスマン,マージョリー[プライスマン,マージョリー][Priceman,Marjorie]
アイスクリームやハンバーガーを売る店で働いたことがある。ファッション関係のイラストレーターをした後、子どもの本のイラストレーターとなる
福本友美子[フクモトユミコ]
図書館に勤めていたことがあり、子どもたちに本を読んであげるのが大好きだった。現在は主に絵本の翻訳をしており、『ひよこのコンコンがとまらない』(ほるぷ出版)、『としょかんライオン』(岩崎書店)、『そんなこともあるかもね』(フレーベル館)など多数の訳書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokotoko
57
★アメリカ★この本は、絵本とは思えないくらい、ガチンコ真剣勝負!!勝負の相手は????…だけどね、戦いっぷりがホントみたいで、ケーキやさんが舞台の映画を見てるようでした。楽しくて、おいしくて、ほろり。裏表紙の製作者達のプロフィールは、何と!同じ香りのユーモアエッセンスでまとまってます♪2015/10/24
かおりんご
40
読み聞かせ(323)お化けが出てくるということで、食いつきはよかった。でも、ちょっと長い。色んなケーキが出てきたので、みんなケーキが食べたくなったらしい。2015/02/09
chiaki
34
誰もが夢中になる国一番の美味しいケーキを作る女主人コーラ・リー。彼女が亡くなってしまったことで名店は売りに出されてしまう。その後、数々の菓子職人がこの店を買うものの、コーラ・リーの幽霊が出ることから結局続かず…。そこへやって来たのが船内菓子職人の経歴を持つアニー・ワシントン。菓子づくりの邪魔ばかりする幽霊コーラ・リーとの攻防戦が始まり、続きが気になってしょうがない展開です。最後もすごく素敵!!いろんなケーキの登場に幸せな気分になりました♡スパイケーキ作りたいな〰️2020/11/28
小夜風
27
【図書館】そうか、外国では「梅干しを食べたみたいな顔」を「レモンを食べたみたいな顔」って言うのか~(笑)。成仏するかと思ったコーラ・リーを引き留めるアニーに笑っちゃったけど、凄く楽しそうで美味しそうで、このケーキ屋さんに行きたくなりました♪2015/08/31
しぃ
20
これ好きだなー。ちょっと長めの文章だから読み聞かせるのは大変だけど、6歳次女も夢中になって聞いてました。絵が独特で、登場人物も多様で、何より色とりどりのケーキが素敵。ストーリーも読後感もよし。2020/01/18