内容説明
すのなかに、白いたまごと、黒いたまご。そしてもうひとつぶつぶつたまごがありました。さきにかおをだしたのは白いことりと、黒いことり。ぶつぶつたまごは、じゃまたまご。「ぼくらのすからでておいき!」さあ、おとされてしまったぶつぶつたまごはどうなってしまうのでしょう。
著者等紹介
バテュ,エリック[バテュ,エリック][Battut,Eric]
1968年、フランス生まれ。リヨンの美術アカデミーで絵画を学ぶ。「ペローの青ひげ」(シャルル・ペロー/文)と「めぐる月日に」(ともに講談社)で、2001年度ブラチスラバでのBIBグランプリを受賞
小森香折[コモリカオリ]
1958年東京生まれ。奈良県在住。ちゅうでん児童文学賞、新美南吉児童文学賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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やすらぎ
133
3つのたまごが並んでいる。白いたまごに黒いたまごにもうひとつ。みんな違ってみんないいって言葉もあるけど、白も黒も違うのに、もうひとつの不思議な柄のたまごを押し出していいのかな。同じ巣で生まれたのに、見た目だけで判断されてしまう悲しい現実はあるけれど、一番遅くたまごから孵ったのにたくましくて、泳いで飛んで仲間を助けて、何でもできるその姿に、エリック・バテュは真に何を伝えたかったのだろう。強く生きていこうってこと、それとも正義のヒーロー誕生的なもの、過去の体験かな。過ちを犯しても謝ればやり直せるってことかな。2025/02/24
yomineko@ヴィタリにゃん
44
白と黒とぶちの卵。白と黒が孵ると2羽で異質なブチの卵を蹴り落とす!が、ブチに助けられ、最後は謝る。自分と違う姿かたちでも優しくね🥚2024/12/13
ちえ
41
スーパーぶつぶつたまご!(笑)ほぼ青、赤、黒、白の4色だけで描かれているのにとってもきれい。2020/05/31
とよぽん
28
ぶつぶつたまごを疎外した白と黒のヒナ。でも、木から落ちてぶつぶつたまごに助けられた。びっくりたまごはぶつぶつたまご。泳げるし、走れるし、飛べる。そして優しくて力持ち。シンプルな絵だった。2019/12/01
魚京童!
17
これも意味わからない。実はできましたっていうのはよくある話だけど、なんかイライラしてるからかな。よくわからないよね。私もみんな話さないから共有できないよね。しょうがないよね。2019/01/19
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