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内容説明
人の運命は神様次第だった頃の昔のお話ですが、ここに出てくる神様は人間くさい、どこかユーモラスです。しかも神様から授けられた死人の嫁さんを生き返らせるのは、若者の愛の力なのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
10
タイトルから予感させる暗さを吹き飛ばすようなお話です。タイトルで損をしているかも知れませんが、ユーモラスな表紙の絵が誘ってくれました。出雲大社に神様たちが集まって、こんなことをしていると想像すると、縁結びの神様たちも結構いい加減ですね。若者は自分の力で素晴らしい縁を結びました。婿どのに拍手拍手。2019/03/21
遠い日
4
「松谷みよ子監修 むかしむかしばなし」シリーズ3。出雲大社の縁結びの神様たちのなんとも人間臭い物言いと行いに、笑いがでる。そして、とんでもない自分の運命に素直に従ってみた若者の、純粋さが光る。赤坂三好さんの絵の味わいも話の奥行きとなる。2020/06/27
長くつしたのピッピ
4
ストーリーはとってもいいのに、挿絵が漫画チックで残念。10月を神無月といういわれや、出雲へ神様が集まる理由など、しっかりとした昔ばなし。無駄な描写も多少はあるが、書籍化されているのは、これだけなので貴重。2015/10/23