出版社内容情報
日本で最も津山三十人殺しに詳しい著者が残した十数年に及ぶ取材の記録。
内容説明
小説『八つ墓村』よりも生々しく血なまぐさい―。わずか1時間半で村人30人を殺害した、86年前の事件の全貌。幻の資料「津山事件報告書」も全文掲載!
目次
第1章 惨劇の幕開け
第2章 睦雄が残した3通の遺書
第3章 矛盾と虚構―筑波昭『津山三十人殺し』
第4章 睦雄が陥れられたお家騒動と陰謀
第5章 歪んだ愛情
第6章 睦雄と数奇なる運命に翻弄された4人の女性
第7章 秘された暗黒史
第8章 殺意の芽生え
第9章 三つ目の阿修羅
第10章 “解説”津山事件報告書
第11章 沈黙
津山事件報告書―(岡山縣苫田郡西加茂村に於ける三十三人殺傷事件)司法省刑事局
著者等紹介
石川清[イシカワキヨシ]
1964年、埼玉県生まれ。上智大学卒業後、NHK記者を経てフリーに。津山事件をはじめとする日本各地の埋もれた事件の取材の傍ら、2000年ごろから長期ひきこもりの支援に関わり始める。2022年6月8日、逝去。享年57(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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