津山三十人殺し最終報告書

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津山三十人殺し最終報告書

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  • サイズ 46判/ページ数 816p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784576240473
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本で最も津山三十人殺しに詳しい著者が残した十数年に及ぶ取材の記録。

内容説明

小説『八つ墓村』よりも生々しく血なまぐさい―。わずか1時間半で村人30人を殺害した、86年前の事件の全貌。幻の資料「津山事件報告書」も全文掲載!

目次

第1章 惨劇の幕開け
第2章 睦雄が残した3通の遺書
第3章 矛盾と虚構―筑波昭『津山三十人殺し』
第4章 睦雄が陥れられたお家騒動と陰謀
第5章 歪んだ愛情
第6章 睦雄と数奇なる運命に翻弄された4人の女性
第7章 秘された暗黒史
第8章 殺意の芽生え
第9章 三つ目の阿修羅
第10章 “解説”津山事件報告書
第11章 沈黙
津山事件報告書―(岡山縣苫田郡西加茂村に於ける三十三人殺傷事件)司法省刑事局

著者等紹介

石川清[イシカワキヨシ]
1964年、埼玉県生まれ。上智大学卒業後、NHK記者を経てフリーに。津山事件をはじめとする日本各地の埋もれた事件の取材の傍ら、2000年ごろから長期ひきこもりの支援に関わり始める。2022年6月8日、逝去。享年57(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

95
一人の青年が村人30人を殺害した「津山三十人殺し」の全貌。著者が残した二十数年に及ぶ取材の記録。関連年表から始まり、3通の遺書からの考察、「津山事件報告書」(事件の翌年に司法省検察局がまとめたもの。長く行方がわからないとされていた)の解説。先に発売された事件に関する本の間違いの訂正。事件関係者への取材。犯人と祖母、そして関係の深かった女性達との関係。今だ残る謎の提示。最終報告書の名に相応しい内容。2025/02/23

ぐうぐう

30
タイトルに相応しい、津山事件の最終報告となっている。いくつかの新たな真相、あるいは推測が為されているが、一番のインパクトは津山事件のバイブルと称される築波昭『津山三十人殺し』の間違いを正す章だろう。事実誤認だけではなく、明らかな創作まであるというのだから驚きだ。中でも、都井睦雄が阿部定に強い関心を抱いていたとする築波の主張がまったくの創作だとする点には、憤りさえ覚える(築波本を読み、長年その主張を信じていた読者は、多かれ少なかれショックを受けるはず)。(つづく)2024/12/12

きみどり

13
『八つ墓村』など数々のフィクション作品にも影響を与えた戦中の大事件。山間部の閉鎖的な農村で、孤独感を拗らせた青年が起こした猟奇的な大量殺人の謎に迫る労作。著者は20年かけて調査したとのことで、思わず驚く分厚さにも納得。但し30%は当時の事件報告書のコピーだった。この報告書、長く紛失したとされていたのが米国の大学内で保管されていると分かり、調査の精度が格段に上がったそうな。しかしとうてい一言で感想が言えるような本ではない…凄惨さに絶句。著者は引きこもり支援の活動もしていたという。この事件の犯人も、(続く→2025/02/03

a.i

4
★★★年末年始にふさわしい(?)ボリューム感。概要は知っていたけれど、もっと詳しく知りたくて読んでみた。襲撃された全戸の状況をあらためて読むと、文字だけでも恐ろしさで震え上がるような残虐極まりない事件だけれど、育てられた環境が違っていたら……と睦雄の境遇に同情を禁じ得ない。 性質上仕方ないが繰り返しの内容が多い印象なのと、誤植というよりおそらく著者が誤って覚えて使っている言葉があったのが気になってしまった。2024/12/30

ももいろ☆モンゴリラン

2
(ラストの報告書はパラパラ程度です、お許しください) さりとて大満足、大容量の詳報である。先行し人口に膾炙した感のある書籍の虚偽・捏造を指摘し、新たな事実を発見した石川氏の情熱に感嘆するとともに、その情熱に比せず細部の修正が歪(被害者続柄の誤記、仮名統一の不徹底)なのは残念なので、版を(どうぞ)重ねて(ください)対応されたい。 遺書からの心理推察は納得しうるものではあるが、この自己愛に塗れた実行犯が、果たして紙面にその心根を正直に吐露したものか、少し疑問。2025/05/06

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