出版社内容情報
愛する恋人を失い、彼の忘れ形見の娘とも引き離され、絶望の淵に突き落とされた主人公。コリーン・フーヴァーが贈る、愛と許しの物語
内容説明
悲痛でありながらも希望に満ちた物語。悲劇的なあやまちのために5年間服役したカナは、4歳の娘との再会を願って、すべてがうまくいかなかった町に戻ってきた。しかしすぐに、過去を修復することがいかに困難であることがわかってくる。娘の人生に関わる誰もが、カナがどんなに努力しても、彼女を締めだそうとしてくるのだ。唯一、カナを完全に拒絶しないのは、地元のバーのオーナーで、カナの娘がなつくレジャーだけだ。ところが、レジャーとカナがお互いの気持ちを確かめあい、親しくなることは、どちらも大切な人たちからの信頼を失う危険があった。二人が未来を築くためには、過去のあやまちの許しを得る方法を見つけなければならなかった。
著者等紹介
フーヴァー,コリーン[フーヴァー,コリーン] [Hoover,Colleen]
1979年、テキサス州生まれ。テキサスA&M大学でソーシャルワークの学位を取得。2012年、母親に読んでもらうために小説『そして、きみが教えてくれたこと』を自費出版。アマゾン・キンドルで話題をよび、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト入りした。2016年に出版された『イット・エンズ・ウィズ・アスふたりで終わらせる』は、自らの幼少時の体験をもとに、家庭内暴力被害者を支援するために書かれた。2021年にTikTok上のブック・コミュニティで注目され人気が急上昇、2022年1月にニューヨーク・タイムズのベストセラー1位となり、その年アメリカでもっとも読まれた小説となった。現在は、夫と3人の息子とともにテキサス州に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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