出版社内容情報
藩校日新館にて文武両道の厳しい修練を受ける会津藩の望月龍之介。什(じゅう)の掟を受けた少年の成長物語。剣客相談人(全23巻)の森詠、新シリーズ第7弾!
内容説明
若年寄一乗寺昌輔の画策から逃れるため、名も改めた相良龍之介に斡旋された仕事は、初めての用心棒稼業。相手は喜寿を迎えたご隠居・お嶺様だが、突然、誰にも告げず外出し、徘徊を繰り返す。お嶺様は本当に耄碌しているのか。側で仕える御女中達の動きも怪しい。老女はなぜ江戸市中を歩き回っているのか。そして、御女中の一人が暗闇で囁いていた「かぎあし」とは…?
著者等紹介
森詠[モリエイ]
栃木県旧大田原町出身。那須地方に育つ。東京外国語大学卒。最近、歴史時代小説も書いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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