内容説明
日本の最高峰の女流書家が、年賀状を通して、書の素晴らしさを再発見させてくれます。上手下手は別にして、心を込めて、そして美しく見える伝統的な手法に則って書くことなどを紹介しています。来年に限らず、通年で使える作例を多数収録。
目次
正月と賀状
口絵作例
定番の賀状の書き方と印の押し方
甲骨文字を書く
文具とその使い方
墨の磨り方
著者お気にいりの三枚
文学者の年賀状
墨場必携(古語と年賀状作例)
賀状を書く上でのアドバイス
宛名の書き方
書の年賀状作例
十二支編
甲骨文十二支の書き方
十二支の年賀状作例
参考編
著者等紹介
三上栖蘭[ミカミセイラン]
書家。昭和35年吉田栖堂の門をたたく。42年には玄海展特別賞を受く。以後数々の賞を受賞。その一方で吉田栖堂没後の玄海社を引き継ぎ、正統書道の普及と後継の育成に情熱を傾けてきた。現在、毎日書道展審査会員・東方書道展審査会員、功労者・書道玄海社会長・有秀会主宰・江東区東大島文化センター・アテネ教育出版・玉川高島屋等の書道教室講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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