内容説明
名曲から、社会経済の歴史が見える!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAK.I
11
前作に引き続いて。こちらは数百年の時を経て聴き継がれてきた名曲について、時代ごと作曲家ごとにその裏側や当時の制作秘話について語られている本。前作よりも作曲家と曲自体にスポットが当てられているのでこちらの方が好み。どれも聴いてみたくなり、自分のようなクラシック初心者にはピッタリだ。そして、演奏家や聴衆が演奏したい!聴きたい!と思うからこそ、名曲として後世に継がれていくのだと思う。言い過ぎかもしれないが、素人ながらその歴史の一部を担っていると意識し、責任をもって演奏会に足を運ぼう。巻末紹介の名盤も制覇したい。2023/02/12
うちだ
7
前作の「クラシック音楽全史」が文字通り音楽史にフォーカスしているのに対し、本書は個々の楽曲にスポットを当てているため、より身近に感じながら読めました。前作が音楽史を通じて教養を身につけるための解説書だとすれば、本書はより実用的なクラシック音楽の指南書といった位置づけでしょうか。個人的に、マーラーやラフマニノフ、ストラヴィンスキーといった比較的近代の作曲家にはまだ馴染みが薄かったので、彼らの曲の解説は参考になりました。また、冒頭の系譜図と国別のグラフ、巻末のおすすめ曲ガイドがとても分かりやすかったです。2024/11/16
ケルトリ
4
Youtubeで調べるのに良い感じだった。2020/11/06
mike101486
4
作曲家の一人に絞った解説でなく、水平展開されておりとても読みやすく親近感を感じた一冊でした。2020/03/20
bluelotus
4
★★★☆☆ 作曲家を2~3の代表曲と絡めて説明しているので、説明に唐突感があった。2019/11/12