出版社内容情報
映画『土を喰らう十二ヵ月』(監督:中江裕司 料理監修:土井善晴)で描かれた食と暮らしから、真に豊かな生き方を考える一冊
内容説明
料理と映画、地球と暮らし、器や道具、時間と歴史を語る対話の旅。ツトムのレシピ付き。
目次
立春(りっしゅん)二月初旬 お茶碗を選ぶことは表現
啓蟄(けいちつ)三月初旬 ほうれん草を思って、ほうれん草を洗う手が美しい
清明(せいめい)四月初旬 山のおじいちゃんたちから習ったこと
立夏(りっか)五月初旬 素直な無理のないことをするのがいちばん
小満(しょうまん)五月下旬 料理を運ぶのではない、勢いを運べ
芒種(ぼうしゅ)六月初旬・小暑(しょうしょ)七月初旬 梅仕事はゆっくり、のんびりした世界
立秋(りっしゅう)八月初旬 石は大事
処暑(しょしょ)八月下旬 胡麻豆腐がいちばんのごちそう
秋分(しゅうぶん)九月下旬 地梨子酒は果実酒の王様なり
寒露(かんろ)十月初旬 きちんと形を整えたら、一人じゃなくなる感じがします
霜降(そうこう)十月下旬 秋の実りが人を救う
冬至(とうじ)十二月下旬 味噌だけの味噌汁
著者等紹介
中江裕司[ナカエユウジ]
映画監督、桜坂劇場代表。1960年京都府生まれ。琉球大学農学部卒業。80年、大学入学を機に沖縄に移住。92年にオムニバス映画『パイナップル・ツアーズ』の「春子とヒデヨシ」でプロデビュー。99年に長編映画『ナビィの恋』が全国で大ヒットし、同作で芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。2005年に那覇市内の閉館した映画館を「桜坂劇場」として復活させ、映画上映のほかライブやワークショップなど文化発信にも携わる。沖縄やちむん工房より直接買い付けも行う
土井善晴[ドイヨシハル]
料理研究家。「おいしいもの研究所」代表。東京大学先端科学研究センター客員研究員、十文字学園女子大学招聘教授、甲子園大学客員教授、学習院女子大学講師。1957年大阪府生まれ。芦屋大学卒業後、スイス・フランスでフランス料理、味吉兆(大阪)で料理修業。1992年においしいもの研究所設立。料理研究家として、人が生きていくうえで最も大切な食事として、お料理とはなにか・人間はなんで料理するのか・人間とはなにかを探求し、「食事学」「料理学」を広く指導。持続可能・実現可能な和食のスタイル「一汁一菜」を提唱(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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