出版社内容情報
表千家流・茶道教授の著者が、誰でもかんたんに楽しく始められる「おうち茶道」の魅力とノウハウを丁寧にわかりやすくご紹介します。
内容説明
茶聖・千利休を祖とした表千家流の教授が伝える、いつでもだれでもすぐに始められるあたらしい茶道。
目次
第1章 茶の起源と効能について
第2章 なぜ「おうち茶道」を提唱するのか
第3章 茶道具を選ぼう
第4章 おうち茶道の作法を学ぼう
第5章 茶道の精神性
第6章 おうち茶道をやってみよう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
25
「道」と名の付くものはしっかりと教室で基礎からしっかり教わるものが多い中、教室に通わず「おうちで茶道を楽しもう」という斬新さがとても気に入った。お茶室という狭いが外の世界とは切り離されたような空間でのお点前とでは心持ちも全く違うだろうから、「茶道」と呼んでいいか?と迷いが出てくる。でも、気軽に自宅で自分のためにお茶を点てるってなんか響きが素敵だし、自分を大切にしているように感じる。とらわれない「茶道」。一人だと自分のために飲み物を用意なんてなかなかしなくなってしまったので、ちょっとやってみてもいいかな。2025/11/27
かめりあうさぎ
22
初読み作者様。構成は①茶の起源と効能②なぜおうち茶道の提唱するのか③茶道具を選ぼう④おうち茶道の作法を学ぼう⑤茶道の精神性⑥おうち茶道のすすめ。最近お抹茶とお道具を購入したので基礎知識を勉強するために購入。茶道と言うハードルの高さを払拭したい思いが著者にはあるようで、確かにこれなら最低限の出費で今日からでも楽しむことができそうと思いました。千利休とキリスト教の関わりなど興味深いことも学べて楽しかったです。2023/09/17
宇宙猫
13
★★★ 利休は、吸茶や道具の清めなどをキリスト教から取り入れたというのが意外だった。2023/09/07
Humbaba
2
お茶を楽しむことは必ずしもすべての作法を完全に行わなければいけないというものではない。ものを大切にして、お茶を楽しむ心さえ忘れなければそれでよいのであり、作法というのはそれお行うための手続きの一つにしか過ぎない。勿論周囲の人との関係もあるため場に応じて適切な作法をすべき場面もあるが、自宅で楽しむ分には自分自身が納得することこそが重要である。形ばかりを気にして肝心の楽しみが失われてしまうとすれば、それは本末転倒でしかない。2025/08/03
うらは
1
茶道をしてみたいなと思いつつなかなか踏み出せなかった。でもこの本を読んでお家でもお茶が楽しめるなら私でもできそうと思えた!お茶始めてみようと思う。2024/10/11




