出版社内容情報
懐妊した側室を守れ! 将軍家治の血を断つな。
刺客に挑む寒九郎は…
執拗に迫る追っ手の数々。
土蜘蛛らは寒九郎の血筋を根絶やしにせんと画策!
復讐の輪廻を断ち切るべく真正谺一刀流で寒九郎は…
江戸に戻った寒九郎を待っていたのは、叔父・武田作之助と若党頭・吉住敬之助の死。
老中田沼意次失脚を目 論む影の者共の次の標的は、御上の子を身籠った、お幸の方。
かつて想いを寄せたお幸を寒九郎は闇の追手から守り抜くことが出来るのか──。
一方、北の地でのアラハバキ皇国創設をめぐり、安日皇子とレラ姫にも迫り来る凶刃!
はたして安日皇子、レラ姫の運命は……。
内容説明
江戸に戻った寒九郎を待っていたのは、叔父・武田作之助と若党頭・吉住敬之助の死。老中田沼意次失脚を目論む影の者共の次の標的は、御上の子を身籠った、お幸の方。かつて想いを寄せたお幸を寒九郎は闇の追手から守り抜くことが出来るのか―。一方、北の地でのアラハバキ皇国創設をめぐり、安日皇子とレラ姫にも迫り来る凶刃!はたして安日皇子、レラ姫の運命は…。
著者等紹介
森詠[モリエイ]
栃木県旧大田原町出身。那須地方に育つ。東京外国語大学卒。警察小説、時代小説等、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やま
74
祖父・谺仙之助が残した谺一刀流を津軽白神山地で研鑽し、山岳剣法の真正谺一刀流を起こすまでに成長した北風(鹿取)寒九郎の成長物語です。此度は、第10代将軍徳川家治が亡くなり、田沼意次が失脚し、老中松平定信が政を執り行います。寒九郎は、祖父と父を殺した女郎蜘蛛組を率いる八田媛と闘い倒し。死んだと思っていたアラハバキの安日皇子の美しい姫レナと再会します。一応今巻で話が終わったと思われるので、この物語はこれで終わりなのか…? シリーズ8作目。字の大きさは…中。2021.11.28~30読了。★★★☆☆2021/11/30
とし
65
北風侍 寒九郎「秋しぐれ」8 巻 完結。将軍・家治の急逝で、一気に政権を巡る争いも田沼失脚し松平定信が政権を握る事に、寒九郎も亡くなったと思っていたレラ姫共再会する事に、一気に物語が進んでしまいました。 2022/08/12
今多靖子
0
レラ姫が生きていてよかった。めでたし、めでたし。2024/10/26