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出版社内容情報
作者プロフィール:宮崎県出身。筑波大学大学院研究科洋画専攻修了。現代美術作家。造形、イラスト、舞台美術など多くの分野にわたって活躍。ジャンルを問わず評価される作風は、現代アートと商業デザインのあいだで揺れ動く現代美術界において新たな指針を示している。
ホラー・怪談などの書籍のカバーや、舞台芸術家として活躍をしている山下昇平の作品集がついに発売。グロテスクでありながらも妖しく美しい世界を過去から現在にいたるまで網羅。より作品世界に没入できるよう、京極夏彦、川奈まり子、黒史郎、最東対地、豪華作家陣による作品をモチーフにした掌編小説と、東雅夫による解説を掲載します。
内容説明
妖しくグロテスクで美しい混沌の世界が開かれる―第一作品集。過去から現在までの造形作品を中心に貴重な屋外展示作品、ラフデッサンまで網羅蒐集。作品モチーフの掌編と解説も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くまちゃん
14
グロテスクなのに美しい!圧巻の1冊2025/04/08
XX
3
グロテスクだけど美しい。顔はいたいけな美少女なのに、身体は異形。東雅夫も書いていたが「クサユウレイ」の生首ランタンを実際に夕暮に見たら、決して忘れられない衝撃を受けるだろう。作家たちの寄せた掌編も作品に相応しい素晴らしさ。特に京極夏彦「胎蛇解放」の耽美さと冷酷さといったら、もう。2025/02/26
氷沼
3
大掃除をしていたら書棚の片隅から発掘された一冊。 京極さんの掌編目当てで買った一冊だと思うが、京極さんは元より、他の作家(寡聞にして誰も存じ上げない)さんの掌編も楽しめたし、画集としてもインパクトのある作品だった。 ちなみに、山下昇平さんのサイン入りだった。金箔押しもあり、豪華なサインだ。2023/12/31
Nori
2
掲載されている作家さんを目当てに読みましたが、どの短編もすごくよかったです。その上で、掲載されている人形がなんとも言えない感じで非常に短編とマッチしてました。あと、巻末で気づいたんですけど、各小説の表紙とかに使われてたんですね。どうりで見たことあった気がした。2022/03/19
しかちょう
1
#山下昇平作品集 #贄宴 #最東対地 #お瑕疵なおうち #二見書房 #読了 マンションに引越してきたハナちゃん ママとお父さんと生まれたばかりの弟かっちゃん ここで変死があったらしいの あぁ〜仕事柄一番楽しく読めたかな 事故物件てどこにでもあるから 作品も美しい少女人形に思えた2025/02/02