出版社内容情報
TVで視聴者が語る霊体験! その凄い中身を活字化!
内容説明
天井から鮮血が雨のように降り注ぎ…「こんな顔を見ないで」。そのときおまえは死ぬんだよ…「絵のなかの七人が振り返ると」。赤いマニキュアの爪、そして大量の髪の毛…「弁当に腐った人を入れてしまって」。何気ない日常にこそ恐怖は潜み、いつも出番を待っている―。かつてナムコ・ナンジャタウン(現ナンジャタウン)に寄せられた、膨大な数の霊体験実話から、恐怖が止まらない54話を厳選収録。
目次
第1章 とっておきの超怖い話(「こんな顔を見ないで」;深夜の山道に赤いTシャツの少年 ほか)
第2章 世にも奇妙な体験談(鍵穴の向こうの「赤」;邪悪なピエロ人形 ほか)
第3章 冥界から呼びかけるもの(「真っ白な顔」からの宣告;「こっくりさん」のお告げ ほか)
第4章 霊魂がうごめく恐怖のスポット(トイレの花子さんより怖い「東校舎の階段」;半分つぶれたような顔 ほか)
第5章 霊界からの訪問者(あーちゃんの歯形栗;水のなかから「おいで、おいで」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
132
二見文庫の実話怪談の特長はおふざけが皆無に近くマジメに恐ろしい運命が体験者に襲い掛かるパターンが定番ですね。全54話中の奇妙奇天烈な話を2つ紹介しますね。祖父所蔵の江戸時代の絵画をもらい当初は絵の中の七人の人物が全員後ろ向きだったのが夜になると一人が振り向き「みんなが振り返ると、お前は死ぬのだ」と声がする。ヒロインは怖くなり6人まで来た時に彼に家へ来てもらうが最後に彼が身代りになって死んでしまう。二つ目は老人が朝起きた三十秒間だけ幻視する話で腕が取れ後から新たに生えて来て片手指が10本~20本にも増える。2020/04/26
刹那
5
★★★☆☆オチがよくわからないものがいくつか。2017/01/03