目次
第1章 秩父吉田の龍勢(歴史;形状 ほか)
第2章 国内各地のバンブーロケット(草薙・朝比奈・米原の龍勢;日本の龍勢文化 ほか)
第3章 世界のバンブーロケット(雲南の高昇(中国)
ラオスのバン・ファイ ほか)
第4章 龍勢・バンブーロケットの謎(メコン川流域と日本になぜあるのか?ルーツは?)
第5章 広がる国際交流と研究(国際宇宙会議と龍勢;秩父吉田ヤソトン会 ほか)
著者等紹介
飯島正治[イイジママサハル]
国際学院埼玉短期大学客員教授。埼玉新聞社社友。野外調査研究所会員
山田由美[ヤマダユミ]
筑波大学大学院修士課程環境科学研究科文化生態研究室修了。野外調査研究所会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
65
興味深い。 この間龍勢打ち上げ台観たのですが(静岡県朝比奈)、竹製の素朴なロケット、龍勢の分布は面白いですよ。 日本の主に中部、とメコン川流域。 特に駿河は龍勢文化圏と言われるほど。 駿河出身でタイで活躍した山田長政が関係ある説も。2022/10/30
massan19
1
プラネテスで龍勢祭りを知り、実際に行ってみるまで20年かけてしまった。会場に売ってたのでつい購入。なかなか興味深かった。祭りは思っていた以上に規模が大きく面白かった。秩父以外でも色々なところで同じような祭りがあったのだな。16年前の本かつ入門書的な内容なので、現在の研究状況がどうなっているかも気になる。2024/10/13
Hammer
0
先日行った秩父の龍勢祭の会場でこの本を売ってたのでつい買ってしまった。あまり細かいことは書いてないけど入門書としては十分な内容。これを読んでから実際の龍勢を見たらまた違った目で見れた気がする。日本各地、さらには中国、ラオス、タイと各国にあり、これだけ離れているのに、どこも同じようなやり方や目的でロケットを打ち上げているのは興味深い。しかもいずれの土地でも伝承がはっきりしないというのも興味深い。タイの7,8分飛行するものや、ラオスの2段式のバンブーロケットとか見てみたいものです。2011/10/16