出版社内容情報
将軍の影目付・柳生俊平は一万石大名の盟友二人と、悪党どもに立ち向かう! 実在の大名の痛快な物語、続々重版のシリーズ第3弾。
内容説明
将軍吉宗の米価高値維持政策を支える三人の米問屋“肝煎”のうち角間伝兵衛は、米価を高騰させ、その暴利で諸藩の多くを借財地獄と化している。柳生俊平の一万石同盟のひとり伊予小松藩主は伝兵衛からの借財の形に国許の漁業権を狙われた。豊後森藩主、海賊大名・久留島光通の企みであった。将軍の影目付・柳生俊平は、吉宗の政策のひずみから生じた悪党どもと対決する。
著者等紹介
麻倉一矢[アサクラカズヤ]
1947年、兵庫県生まれ。東京大学文学部卒業、コピーライターを経て、『魔宮伝』(角川書店)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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