内容説明
あしたのジョーの頃とは大違い、驚くべき実状。
目次
序章 凶悪事件を起こした少年たちの行く先
第1章 少年処分の全権限をもつ家庭裁判所の不思議
第2章 「少年鑑別所」ではリンチといじめが横行!?
第3章 少年院に送られる少年たち
第4章 全国52の「少年院」をすべて紹介
第5章 少年刑務所の知られざる実態
著者等紹介
坂本敏夫[サカモトトシオ]
1947年生まれ。法政大学法学部中退。67年に大阪刑務所刑務官に採用される。以後神戸刑務所・大阪刑務所係長、法務本省事務官、東京矯正管区専門官、長野刑務所・東京拘置所・甲府刑務所・黒羽刑務所で課長を歴任。94年広島拘置所総務部長を最後に退官。TVドラマ(『相棒』『踊る大捜査線』など)の監修。講演活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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てくてく
3
かなり前の本で、また内容も多少首をひねるところがあるが、少年院や刑務所の統廃合が行われていることを踏まえ資料として入手。2023/06/17
JunTHR
3
元刑務官の著者だけあって、内実を踏まえた様々な事例とともにかなり詳細に少年院と少年刑務所と、またそこに至る流れが紹介されていて、相当の情報量。元刑務官という立場上なのか、少年院・少年刑務所の教育にかなりの自信を持っているらしく、美談・美化ばかりが多い。どう考えたって問題点もあるはずで、そこへの言及が足りない気もする。とはいえ、少年院・少年刑務所について知るのには十分な良書。異様に軽い文体が読みやすさと同時に物足りなさも生んでいるのはコンビニ本だから仕方ないか。2013/04/11
Gen Kato
1
資料として。2014/05/04