内容説明
「花」と「言葉」のコラボレーション。花が教えてくれること。ポップで、野蛮で、精楚で、エロティック…花の怪人による、見たこともない花と、真実の言葉たち。
著者等紹介
前野博紀[マエノヒロキ]
華道家。草月流師範、草月本部家元研究科・師範会所属。花匠前野・花教室主宰。2000年より華道をはじめ、03年有名華道家の花教室スタッフとして活動。06年独立し「花匠前野花教室」をオープン。東京ミッドタウン、表参道ヒルズなど数々の大型イベント装飾を手がけるほか、真言宗豊山派大本山護国寺における個展を毎年開催。花に関する施設デザインプロデュース、住居施設における花、樹木のランドスケープデザインのほか、テレビ、コマーシャル、広告、CDジャッケット、家具、食品、雑貨、伝統工芸品などにおける花にかかわるコーディネート、装飾、ディレクション、デザインなど、活躍する分野は多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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AR
2
言葉の技術自体はそりゃ専門家よりは劣るであろうけれど、『美』という概念に対しての姿勢やらは例えジャンル違いでも関係なく、言の葉をいかす。ともかく、非常に綺麗な花の数々。そして言葉は前向きにいきていこう、がんばろうという力になる。少なくてもこれを読んだあと、花をいけたいと思った。2012/05/14
アキコ
0
去年読んだ本を再読しました。いけばなは空間的な美しさがあるため、写真では前野さんの作品の素晴らしさがそこまで伝わりませんでした。。。 この本では前野さんの花に進んだ過程と花への想いが大変伝わります。 文章を読んで思うことは非常に勉強されているな、と。 きっとたくさん本を読んでいる方でしょう。2011/12/21
アフロ先生
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私と同じ福井県出身の、今注目の華道家の本です。写真がメインの綺麗な本です。言葉を大切にしているのであれば、「俺は」という書き方をやめたほうがよろしいと思います。「わたしは」の方が品があるのではないでしょうか。作品はすばらしいと思います。ぜひ一度個展を鑑賞したいと思います。2010/06/07