目次
第1章 恥をかかないための「誤読の定番」(定番中の定番;誤読しやすい歴史上の人名;歴史の教科書から;読み間違えやすい書名)
第2章 難読漢字に挑戦!漢検上級への道(漢検上級への道 音編;漢検上級への道 訓編)
第3章 知っておきたい四文字熟語(常識の四文字熟語;難読の四文字熟語)
第4章 漢字のなりたちを知る(意味が解れば絶対に忘れない)
第5章 読めると鼻が高い漢字(『仮面の告白』三島由紀夫;『人魚の嘆き』谷崎潤一郎;『日蝕』平野啓一郎;『山椒大夫』森鴎外;歌舞伎十八番ほか;年齢の表現;難読地名;超難読地名;難読郡名;難読町村名;難読人名;古今難読書名;行事・風習;食材・料理;年寄名跡;難読苗字)
著者等紹介
出口宗和[デグチムネカズ]
1945年、大阪生まれ。立命館大学大学院で故三田村泰助先生に師事、東洋学を学ぶ。歴史出版関係の編集者、筑波博、花博等のプロデューサーをへて、現在、市民塾で東洋学を講義。多摩市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nobu A
9
出口宗和著書2冊目。前巻に続き読了。著書と言うより問題集・練習帳だよな。だから一通り解いてみた。就中役に立つのが第二章「難読漢字に挑戦!漢検上級への道」。ただ簡単には定着しない。もう少し復習が必要。他方、第五章「読めると鼻が高い漢字」の難読人名や地名は実際に会ったり行ったりしない限り覚えられる気がしない。正直必要性を感じない。また、前巻のように同音異義語のマッチアップ等、趣向を凝らした設問がないのが残念。「猖獗」「涵養」「轗軻」等、前巻と複数被っている漢字も出題しているし。2025/01/21
:*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)
3
末成をうらなりと読むなら末成由美さん(すえなりゆみ=吉本新喜劇のベテラン女優)はうらなりゆみさんとも読めるんだなあと、クスッときた。小説に出てくる漢字を集めた「読めると鼻が高い漢字」の中に、三島由紀夫さんにまじって平野啓一郎さんのページもあってびっくりした。折しも平野さんの「ある男」を併読していたので。そういえば平野さんは古いいいまわしを時々使われれいて、それが格調高く感じたなあと思い出した。2019/02/05
なつ
2
歴史の教科書からの漢字は見ていて涙が出そうでした。「口分田」とか「賤ヶ嶽」とか、テストで何度も繰り返し書いて覚えた記憶が蘇ります。2017/01/08
てながあしなが
1
麻生太郎氏の読み間違いによる漢字ブームが来る少し前に自分の中で難読漢字ブームが来ており、この本も読んでいました。最初の誤読漢字のところは大丈夫だったんですが、故事がむずかしかったなぁ…
のぶ
1
いかにもな難読漢字よりも、難読苗字や地名、食材についてのそれに興味津々。へぇ〜やなるほどと思う漢字が多かった2010/05/18
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