内容説明
出所して半年弱の元女囚が生々しく語る!海外留学、議員秘書までした著者が、塀のなかで体験させられた過酷な女子ムショ生活、愛すべき女囚たちの実態を赤裸々に告白します。
目次
序章 ドラマとは大違い!過酷な女子ムショ生活!!
第1章 シャバとのお別れ塀のなかに行く私
第2章 女囚たちの哀しきマル秘生活マニュアル
第3章 地獄の沙汰でもオンナの性は捨て切れぬ
第4章 塀のなかで出会った愛すべき女囚たち
第5章 賢いムショ生活を送るためのマル得裏ワザ
終章 刑期を終えて、思うこと
著者等紹介
北沢あずさ[キタザワアズサ]
東京都出身。上智大学外国語学部を中退後、アメリカの大学へ留学。帰国後、旧財閥系商事会社の総務部を経て、重役秘書。その後、某代議士の私設秘書をつとめる。代議士の引退後、結婚、専業主婦に。パートで始めた職場で詐欺事件を起こし、逮捕。富山拘置所、金沢刑務所、笠松女子刑務所に1年6ヵ月間拘留されたあと、満期出所(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Akihiro Nishio
9
男子刑務所、拘置所で少し働いているので、おおよそ想像できていた女子刑務所の話しである。やはりそうであったかと腑に落ちるところと、男子刑務所との違いに驚くこともあり楽しめた。少しでも快適に過ごすために小さな知恵を働かせ、それに一喜一憂する姿が微笑ましい。地味な新入所のおばさんが、バラバラ殺人の犯人であることがわかり、部屋の空気が一変する話しが一番印象に残った。2016/02/09
ず〜みん
2
確かに著者の罪は同情できる部分もあるが、シャバでもある不便な暮らしや理不尽さが罪を償う場所において濃いのはしょうがないかな。2018/08/03
アボカド
0
女囚がどう過ごしているのか。その情報を得るためには価値があるが、読み物としてのおもしろさは感じられなかった。2015/11/01
みえ
0
もっとすごい話を期待していた笑2011/04/18