内容説明
生理的年齢を若く保つためには日々の生活習慣、とくに食生活が大きくかかわってくることは、多くの疫学調査で科学的に証明されています。もちろん疾病や寿命はその人のDNA(遺伝子)と深くかかわっていますが、後天的な悪条件、たとえば大気や水質汚染、紫外線、不摂生な生活、偏食、過食、過労、ストレスなどによって、遺伝子が損傷され、がんをはじめとする種々の生活習慣病を芽生えさせることがわかってきました。そこで生活習慣を悪循環に陥らせないように、生活のリズムをととのえ、食事面をしっかり管理して、生涯現役をつらぬきたいものです。
目次
第1章 生活習慣病の予防に欠かせない…野菜を薬にする食べ方は?(Q緑黄色野菜ってどんな野菜?;Q白っぽい野菜は栄養がないのでは? ほか)
第2章 DHA・EPAだけじゃない…魚・貝・海藻を薬にする食べ方は?(Q魚と肉、どちらが体にいい?;Q白身の魚、赤身の魚の違いは? ほか)
第3章 若さと元気を保つ…肉・卵・乳製品・大豆製品を薬にする食べ方は?(Q和牛、国産牛、輸入牛の違いは?;QSPF豚、黒豚は普通の豚肉とどこが違う? ほか)
第4章 毎日のエネルギー源…穀類・調味料・油を薬にする食べ方は?(Qご飯はパンより太るって本当?;Q白っぽいそばと黒っぽいそば、どちらが栄養がある? ほか)
第5章 体の悩みを改善する食べ物・食べ方の?に答えます(Q髪のトラブルを改善する食べ物、食べ方を教えてください?;Q白髪を防いで髪の色つやを美しく保つ食べ物を教えてください? ほか)
著者等紹介
飯塚律子[イイズカリツコ]
東京都に生まれる。山脇学園短期大学食物科を卒業。学生時代からヘルスフーズの研究に打ち込み、自ら体質改善を行いながら独自の食事学を提唱する。1973年、東京・渋谷に「飯塚律子ヘルスフーズ研究所」を設立。1997年、米国パシフィックサウザン大学で健康管理学博士号を取得。季刊誌「ヘルシークック」を刊行するほか、テレビ、ラジオ、企業の食品開発コンサルトなどで活躍中
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