内容説明
米海軍の誇る潜水艦“シーウルフ”が中国海軍の手に落ちた。その最先端の機密をなんとか入手したい中国海軍幹部は“シーウルフ”を広州港へ曳航、乗組員を無人島にある収容所へ監禁する。アメリカ政府は国家の威信をかけ最精鋭の特殊部隊SEALを派遣、乗組員の救出と潜水艦の機密保持を図る非合法作戦を開始するが…。米中軍部首脳の暗闘と緻密な作戦を迫真の筆致で描く海洋軍事小説の傑作。
著者等紹介
ロビンソン,パトリック[ロビンソン,パトリック][Robinson,Patrick]
イギリスのケント州出身。ジャーナリストとして活躍し、サンディ・ウッドワード提督との共著でフォークランド紛争を扱ったノンフィクション作品などを出版。また別名義で野球小説も書く。現在、ダブリン(アイルランド)とケープコッド(アメリカ)に在住
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感想・レビュー
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かんとり
7
面白かった♪ 潜水艦の戦闘は薄めだが、捕虜救出の為、衛星分析、 シール隊員の偵察奪還作戦は見事! 読み応えありますな。 ただどこの国家でもいますねえ間抜けなトップ。 こんなおバカ指導者の為、命を賭けて戦う兵士はまったく報われませんわ…2017/06/29
Richard Thornburg
7
感想:★★★ 下巻に入ってから緊張感は一気に高まり、ストーリーは一気に進みます。 捕虜になっている乗組員救出にNavy SEALsが動き出します。 メカ的にも銃器的にも書き込みは細かくて好感。 乗組員救出作戦中のNavy SEALsの行動や、拿捕された潜水艦の破壊に関してもいい感じの雰囲気で気持ちよく読めたのですが、ラストはなんであんな感じにしちゃったんですかね。 バカ大統領とバカ息子が救われて、真の英雄は自殺・・・ あまりにお粗末すぎます。 かなりいいセンいってた内容だけに残念デス。2015/11/21
トールマン
2
○2014/01/24
telbose
0
おバカな指導者を持つと悲劇ですね。2011/10/13