- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(中高年)
- > 双葉社 アクションC
出版社内容情報
日本中に話題と感動を呼んだ映画「この世界の片隅に」の公式ファンブックがついに発売! 総勢50名以上の漫画家がこの作品への想いを漫画やイラスト、文章等、様々な形で表現。文化人・著名人からの寄稿文やインタビュー、対談に加え、片渕須直監督や原作者・こうの史代ら製作側のインタビューも掲載。 また映画が観たくなること間違いなしの、愛が詰まった内容充実の一冊!
・執筆漫画家(予定)
青木俊直、イトカツ、河野那歩也、北崎拓、小玉ユキ、後藤羽矢子、篠原健太、鈴木健也、田中圭一、凸ノ高秀、とり・みき、永野のりこ、二ノ宮知子、のりつけ雅春、ひうらさとる、星里もちる、ヤマザキマリ、山名沢湖、山本直樹、ゆうきまさみ、吉田戦車、西島大介、私屋カヲル、田亀源五郎、仙道ますみ、紅林直、きらたかし、吉本浩二、森繁拓真、宇仁田ゆみ、ちばてつや、清野とおる、若杉公徳、大西巷一、村上たかし、菅原敬太、能田達規、谷川史子、とだ勝之、ふみふみこ、ぽんとごたんだ、武富健治、犬山紙子、ゴトウユキコ、磯見仁月、たかの宗美、おざわゆき、杜野亜希、近藤ようこ、山科ティナ、山中虎鉄、桐沢十三、さべあのま、高橋留美子、釣巻和
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
123
こうの史代さんの作品に初めて触れたのは「夕凪の街 桜の国」だ。それから、こうの史代さんの作品を追いかけている。「この世界の片隅に」も単行本の発売を楽しみにして読んだ。そして、昨年の映画公開。私の街より公開が早い仙台の小さな映画館で観た。期待と不安が混じりつつも、すぐに不安は解消。波を跳ねるうさぎ、「しみじみニヤニヤしとるんじゃ」、戦災孤児と帰る呉の街に泣けてきた。このファンブックで沢山の方が同じ熱を共感してくれている。声高に非核・反戦を叫ばずとも、沢山の方に想いが伝わるのだと分かる。繰り返し観たい映画。2017/08/12
nyaoko
81
この世界の片隅に、片隅になんてもんじゃない、ど真ん中だよ、すずさん。あなたの存在はこの世界の中心に輝いているよ。こんなにも沢山の著名人の方々が寄稿されているとは驚きです。漫画家さんたちのイラストにすずさん達への愛が沢山込められています。嬉しいなぁ。本当に嬉しいなぁ。大事に大事に、じっくり一月かけて読みました。原作も映画もこの本も何度でも読み返します。2017/09/24
さよなら中山美穂・寺
81
今日は広島の原爆記念日。毎年夏には戦争絡みの本を1冊読むのだが、今年はやはりこれがいい。私はこの物語が大好きである。映画も原作も大好きである。だからこの本でいろんな方々が自分なりの礼讚をしているのを見ては共感で涙が出たりした。今、広島では県内をこの映画が巡回している。戦後70年が過ぎ、被爆者の方々が身近から減ってきた地元広島県民にとって、原爆はまさにこの物語での呉から感じる広島のような距離が生じているのだと思う。炎の真ん中である『はだしのゲン』よりもこちらが共感し易い時代が到来したのだ。(レビュー続く)2017/08/06
はるき
40
映画を観ながら読む。 兎に角、沢山の方に読んでいただきたいです。2017/10/04
くさてる
30
すごい執筆者の名前に圧倒されつつも、読んでみれば「同人誌みたい……」と思いました。それも、良い意味で。ひとつの作品に圧倒されて「ここが好き」「ここを語りたい」「こういう創作したい」「こう思った」という原始的な衝動のままに描かれたたくさんの絵や文章が並んでいるので、つまりはそういう本なのです。良かった。2017/08/05