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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
29
夫の実家で発掘!この本は1992年で、初版は1991年。今読み返しても粒揃いの、短編漫画の名作です。奇怪で残酷、そして高い文学性。諸星大二郎氏は、本当に素晴らしい!!2017/05/07
Gen Kato
5
再読。この短篇集はハズレがないんですが、やはり子供だったころの世界観を強烈に思い起こさせられる表題作と『影の街』、怖くてたまらない『鎮守の森』、日本社会の陰画『流砂』『黒石島殺人事件』『城』……ってけっきょくみんなイイんじゃんという(笑)。寓話みたいな神話みたいな『沼の子供』も好きです。2014/11/18
龍國竣/リュウゴク
5
この作品集に共通しているモチーフは「閉じられた空間」だ。列挙してみよう。異世界、平凡な日常、チャクタの沼、砂漠に閉ざされた小さな町、黒石島、西上市、臓器移植センター、しらない街。そこから逃げ出そうとするか、留まろうとするかの違いだ。2014/02/24
kasukade
5
諸星大二郎を初体験。後味の悪いが面白い話ばかり。意味がわからないがなんか終わった?って話でもなぜか魅力的に感じてしまうのはこの画力と合ってるからか?面白いことは間違いないが誰にでもオススメは出来ない面白さ。路地裏でこっそり読むようなマンガかもしれない。2014/03/03
azuno
4
自分の諸星作品蔵書の読み直し。不思議とインパクトのあるタイトル(S&Gの楽曲の引用だと作者のあとがきにはあるがピンとこない。)に惹かれてこれを本棚から選んだのだが、凄い内容だなぁと感嘆するばかり。1992刊行だから古いのは分かるが諸星さんの本質の一面がまざまざと。これ今では出版も二の足踏むのではとまで思ってしまう内容だった。2016/09/23
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