出版社内容情報
第二言語習得研究でわかった、科学的な英語学習で効率的、効果的に学ぶ方法を解説。
科学的トレーニングで英語を学ぼう!
多くの日本人が経験や昔ながらの手法に頼った、非科学的で効率的ではない方法で英語を学んでいます。
その学習方法にどんな科学的根拠があるのか、分からないまま学んでいるのです。
これではいつまでたっても世界に通用するビジネスパーソンとしての英語力は身につきません。
英語習得に必要なのは、正しい学習法です。
本書では、第二言語習得研究でわかった、科学的な英語学習で効率的、効果的に学ぶ方法を解説します。
第1章 その常識は非科学的です
英語を学ぶのは早ければ早いほどよい?
英語学習の常識を覆した研究結果
早期学習より効果があがる方法
聞き流すだけで英語が上達する?
4歳児と10歳児の方法は違う
教わるならやっぱりネイティブ?
集中的に時間をかけるべき?
第2章 第二言語習得研究で明らかになった最適な勉強法とは
第二言語習得研究でわかってきたこと
実技には科学的なトレーニングが不可欠
第二言語習得研究が証明する効果的なトレーニング
「読む力」と「聞く力」からトレーニングを始めよう
短時間でリーディングとリスニングを伸ばす方法
英単語をアイコン化して高速読み
「書く力」と「話す力」はいっしょに伸ばす
シャドーイングで語彙や言い回しを頭に入れよう
高めるべきは「聞く力」と「書く力」
第3章 「受験英語」は無駄じゃない
高校までの英語力で足腰を鍛える
受験英語に足りないのは、書く力、話す力
受験英語も変化してきている
訳読のメリットとデメリット
「文法軽視」という危険な風潮
語彙力はすべての基本
第4章 まず「文法」を伸ばせ! 科学的な3つの手法
文法が一部で軽視される理由
「ビジネス英語」に必要な力の伸ばし方
ビジネスレターを書く力をつけるには
注目の新手法「ディクトグロス」
Focus on Form という文法指導
「文法問題のための文法」から「英語を使うための文法」へ
「コミュニケーション」のための文法を学ぶ
タスクベースで文法を学ぶ
第5章 「聞く力」は「脳の自動化」で伸ばそう
英語の上達は「リスニング」の自動化から
日本人が知らない「英語の音声変化」
ディクテーションで音声変化に対応する力を養う
「音を聞く」ことと「文章を聞く」ことの違いを理解する
「聞く」ためには正しい音を発音できた方が良い
日本人にとって、音は高いハードル
聞いている時間の絶対量が大切
どうしても短期間で身につけたいなら?
第6章 「読む力」は「チャンク読み」で伸ばそう
「読む力」と「聞く力」は脳の同じ回路を使う
チャンク読みができると予測読みができる
母語と第二言語の読解力
スキミングとスキャニングも効果的
日本人が英語を「訳さないで読む」ことは可能なのか
上級者は英語を小脳で自動的に処理する
リーディングを鍛える教材選び
第7章 「書く力」は「プロセスライティング」で伸ばそう
ライティングはとりわけ習得が難しいスキル
プロダクトライティングからプロセスライティングへ
書く力を伸ばすためにはリライトの繰り返しが必須
そもそも、日本語を書くことも難しい
第8章 最後に「話す力」を「総力戦」で伸ばそう
間違いを恐れる世代と、正確さに欠ける世代
上級者はスカイプ英会話で練習試合を行う
基礎力が足りないときは日本人の先生でトレーニング
初心者は暗唱、上級者はイントネーション
メモ書きの有効性
巻末紹介
【著者紹介】
シドニー・マッコリー大学で博士号(言語学)取得。大阪府立高校及び千里国際学園で英語教諭を務めた後、福井医科大学や大阪府立大学を経て、現在は立命館大学大学院・言語教育情報研究科・研究科長。伝統的な手法に加えて脳イメージング手法も併用することで、バイリンガルや日本人英語学習者を対象に言語習得・喪失に関する基礎研究に従事。その研究成果を英語教育現場に還元する応用研究も行っている。
内容説明
科学的トレーニングで英語を学ぼう!多くの日本人が経験や昔ながらの手法に頼った、非科学的で効率的ではない方法で英語を学んでいます。その学習方法にどんな科学的根拠があるのか、分からないまま学んでいるのです。これではいつまでたっても世界に通用するビジネスパーソンとしての英語力は身につきません。英語習得に必要なのは、正しい学習法です。本書では、第二言語習得研究でわかった、科学的な英語学習で効率的、効果的に学ぶ方法を解説します。
目次
第1章 その常識は非科学的です
第2章 第二言語習得研究で明らかになった最適な勉強法とは
第3章 「受験英語」は無駄じゃない
第4章 まず「文法」を伸ばせ!科学的な3つの手法
第5章 「聞く力」は「脳の自動化」で伸ばそう
第6章 「読む力」は「チャンク読み」で伸ばそう
第7章 「書く力」は「プロセスライティング」で伸ばそう
第8章 最後に「話す力」を「総力戦」で伸ばそう
著者等紹介
田浦秀幸[タウラヒデユキ]
シドニー・マッコリー大学で博士号(言語学)取得。大阪府立高校及び千里国際学園で英語教諭を務めた後、福井医科大学や大阪府立大学を経て、立命館大学大学院・言語教育情報研究科・研究科長。伝統的な手法に加えて脳イメージング手法も併用することで、バイリンガルや日本人英語学習者対象に言語習得・喪失に関する基礎研究に従事。その研究成果を英語教育現場に還元する応用研究も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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