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出版社内容情報
少女たちは送る。永遠のようで一瞬の、煌めいた鈍色の日々を――。『あそびあそばせ』の涼川りん、最新作!オカしくて可笑しい女子高生たちのヒューマンドラマ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
karatte
11
あそあそのスピンオフというか後期は新聞部美術部がメイン張ってたので実質続編に当たる。高1だから前日譚か。ぺんぺんは未だ眼鏡をかけておらず、シャネルの狂気も片鱗が窺える程度。唯一といっていい常識人つーちゃんに比較的まともだが美的センスに大いに難ありのエルメス、中の人などいない状態の大変人ミュウミュウは既に完成の域だが。ぺんぺんシャネルの微妙な空気感がゾワゾワしてホント心地好い。早くも失楽園(パラダイス・ロスト)の譬えにタイトル回収の意図が見えるがこれは穿ち過ぎか。アウトサイダーの楽園はまだ始まったばかり。2024/04/13
ほたる
5
『あそびあそばせ』が前座なのでは。後半はまさにこの狂った面々がメインだったからなぁ……久々にこの子たちに会ってやっぱり持った感想は、狂っている。やりたい放題描かれている気がする。2023/12/28
わーぷ
5
「あそびあそばせ」後期における事実上の主人公だったシャネルやペンペンが、高校に進学してからの物語です。作者さんが相当この5人を気に入ってそうだったし、あそ研の3人をリストラして仕切り直したかったのかなぁ。実際「あそびあそばせ」の後半は、彼女たちによるクレイジーサイコ百合展開のおかげで面白さが持ち直したと感じていますが、私とシャネルたちの間には華子やオリヴィアという緩衝材が必要だったことが改めて分かりました。香純は作中で一番ヤバかったので緩衝材にはなりえないかな・・・。2023/11/29
7ember
4
作者がガチの変態(クィア)であることは前シリーズから分かっていたし、X(旧Twitter)への投稿で3Dモデリングに凝っていることも知っていたが、さらによく分からない方向に進んでいたというのが感想。親密性を描くためには空気感こそ重要だろうに、デカルト的空間への偏執のせいで画面にホラー的な雰囲気が漂い、前シリーズ的なギャグもたちまち異化されてしまう。後半の話になると少し和らいでいる印象もあるが、今後どうなるのだろう。ブレヒトばりの意欲的な実験なのかもしれないけど、商業誌でやる意味は今のところ感じていない。2023/12/12
とにざぶろう
3
草。これが「あそびあそばせ」を終わらせた理由なんですね。作者買いだったので読んで知りました。あそ研が可哀想なのでは……。2023/12/08
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