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出版社内容情報
きづき あきら[キヅキ アキラ]
著・文・その他
サトウナンキ[サトウ ナンキ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カラシニコフ
10
消化不良感は否めないものの、最後のやり取りで救われた気がする。 ★★★★☆2018/03/21
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
5
登場人物はクズばかりだったけど、ラストでタイトルの意味を理解。奈落の羊と同じところまで身をおとして羊を救う(救ったほうにその自覚はなくとも)聖人か!そして救われたことに意味を見出せる羊の意識こそが尊い。などと言っては言い過ぎですか、そうですか。2018/12/20
なけなしの不安要素
2
私自身がウェブ業界にいるため、アクセス数を稼ぐためだけに過激な配信をするという主人公の行動にひどく共感してしまった。『奈落の羊』を読んだことは、結果的にお金を生めば勝ちという考えを改めて考え直す機会になった。配信活動を通してメイが底から這い上がっていく様は、読んでいて心地よかったが、実在する配信者にメイのような境遇の人達がいるので、複雑な気持ちになった。胸糞展開の連鎖は気分が悪くなったが、ページを読み進める手が止まらなかったのは、この作品が面白いからだ。面白いと感じた私は主人公のようにクズでしかなかった。2018/09/18
こっこ
2
完結。メイちゃんは「この段階」では一応救われたのかもしれないけど、まだまだ彼女が生きていくには厳しいこともあるだろうと思う。過去は捨てきれないし。でも、何とか生きている。今はそれだけでいい。2018/01/29
りんぱちゃん
2
かなり消化不良のラスト。他作品では登場人物の関係性や心情を丁寧に描く作家さんなのに、毎回事件の引きが多く各キャラの内面が中途半端なまま終わってしまった印象。現在ヤングアニマル連載の作品と同じ作者さんとは思えず、掲載誌の意向なのか疑問を感じた。最終回と思われる部分は良かったのが救い。ネット配信という新しいテーマもそこまで活きなかったような。色々残念に感じた。2018/01/29