アクションコミックス
この世界の片隅に 〈前編〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 218p
  • 商品コード 9784575839401
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

平成の名作・ロングセラー「夕凪の街 桜の国」の第2弾ともいうべき本作。戦中の広島県の軍都、呉を舞台にした家族ドラマ。主人公、すずは広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。しかし、一日一日を確かに健気に生きていく。そして、すずも北條家に嫁ぎあくせくしてる間に、ようやく呉の街にも馴染んできた。リンさんという友達もできた。夫婦ゲンカもする。しかし戦況は厳しくなり、配給も乏しく日々の生活に陰りが…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

めんつゆで食べられるざるラーメンそっくりおじさん・寺

97
原爆記念日に、この漫画の主人公・すずさんの嫁ぎ先・呉市の市立美術館に『この世界の片隅に展』を見に行ってきた。原画で見たこの傑作。時間も忘れて夢中で見た。改めて再読したくなり古本屋で購入(こうの先生には申し訳ない)。以前読んだ時は図書館で借りた上中下の3巻本(最初に出たワイド版)だった。この前後編2巻本は、日テレで北川景子主演でドラマ化された時に出た新装版である。この漫画はこうの史代のフィクションの今のところの最高傑作だと思う。ホームドラマ的戦争漫画である。戦時中には戦時中の笑いがあったのだ。お薦め。2016/08/10

り こ む ん

37
映画を観てからの再読。大画面に映るすずの姿、声、色、景色を当てはめながら読むと、また、違う。のんさんのすず。ピッタリだなって改めて思う。ほんわかして、のんびりして、ちょっと頼りなく心配になる。イメージ通り。本当に美しかったすずの世界が、歪まれてゆく過程…何度、読んでも悲しくなる。でも、すずのすずたちの日常なのだと、これが日常だったのだと思う。2016/11/27

り こ む ん

37
戦時中の家族の話。戦争の足音が迫るなか、ごく普通の家族の姿は、今と変わらないほのぼのと微笑ましい。そんな、家族から、ちょっとおおらかすぎる娘が一人、嫁に旅立ち新しい家族が生まれる。本当に生活水準は違うけれど、普通の、ごく普通の若夫婦。まだ、ぎこちないけれど、少しずつ自分達の家族を作ってゆく姿が、初々しい。読みながら照れちゃうぐらい。戦時中でも、その時なりに家族は、人々は、泣き笑いしながら、生きていたんだな。後半を読むのが、少々、怖いけれど彼らの生活を追ってゆきたい。2015/11/28

ここまま

37
めったに読まないマンガ。戦争を控えた時代の広島に住む一人の少女を主人公にした物語。この時代、地域の風俗や習慣、言葉もその時代を生きた人にしかわからないであろうきめ細かさで描かれている。絵のタッチもやわらかく、少女のほんわかした性格もやさしく、楽しく温かい気持ちで楽しめた。これから来るであろう厳しい現実を予感しつつ。後篇へ。2015/08/20

yumiha

32
映画を見たからとスルーしていたけれど、やっぱ原作も読んでみようと思い直す。ときどき想像の世界に浸ってしまってぼ~っとなってしまうすず。私も少女の頃(ず~っと昔ですが)は、まわりの物音が聞こえない時が多々あったなあと親近感。まんがの原作ならではの「……」の多いすず。言えない言葉を呑み込んでいたのだろうか?なんて言えばいいのか見つけられず迷っていたのだろうか?「過ぎた事、選ばんかった道。みな覚めた夢とかわりゃせんな」という周作。それを胸に、下巻へ進む。2018/11/09

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