出版社内容情報
伊集院静が「大人の遊び方」を語るエッセイシリーズ第二弾。「自分が何者か知るために旅に出る」と語る氏の旅行記から「大人の男の服装」や「手紙のマナー」など、一度きりの人生だからこそ、しっかり生きるべし、というメッセージが溢れている。
内容説明
どんなに社会的地位のある人物でも、旅に出て自分のことを誰も知らない土地にいけば、「自分は、どこの何者でもない」と思い知る。それが大事だと著者は語る。ほかにも、知っておくと役に立つ身だしなみや手紙の作法、人との出逢いによって学ぶことなど、「大人としての処し方」を綴るエッセイ集、待望の文庫化。
目次
思えば遠くに来たものだ
第1章 大人の男の旅とは(旅とは何か?;旅で何を持ち帰るか ほか)
第2章 大人の作法(大人の男のお洒落;ジャケットとシャツ ほか)
第3章 素晴らしい人との出逢い(出逢いとは何じゃい!;スターの引き際 ほか)
第4章 作家の日常(年明けの教訓;読書の秋の自己嫌悪 ほか)
著者等紹介
伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年、山口県防府市出身。立教大学文学部を卒業後、81年に『皐月』で文壇デビュー。91年には『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞を受賞。翌92年には『受け月』で第107回直木賞を受賞する。その後も、『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞、『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』で第18回司馬遼太郎賞を受賞している。2016年には紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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